究極の野天風呂!沼尻元湯@猪苗代町

公開日 : 2021年07月16日
最終更新 :
筆者 : bill

猪苗代町は安達太良山麓にある沼尻元湯へ行ってきました。

安達太良山の中腹付近に湧く源泉で、お湯は中ノ沢・沼尻温泉へと引かれています。

湧出量は毎分1万3400L。 単一湯口としては国内トップを誇る名湯です。

かつては"究極の野天風呂"として知る人ぞ知る存在でしたが、いまやすっかりメジャースポットへと昇格!

昨今、東北DCの特別企画(中ノ沢沼尻エクストリーム温泉体験)も実現し、一般の方でも、ガイドつきで安全に楽しむことができるようになっています。

船明神山との分岐を左へ。

(記事的に前後しますが、白糸の滝編から続きます)

IMG_2035.JPG

分岐を過ぎて直ぐのポイントより、沼尻元湯の源泉エリアを俯瞰します。

谷の上部は、現在も立入禁止の爆裂火口「沼ノ平」です。

IMG_2036.JPG

高度を下げるにつれ硫黄臭が強くなっていきます。

IMG_2039.JPG

荒涼とした沼尻元湯へ到着。(硫黄川に架かる木道より)

なお、硫黄川そのものは、源泉エリアより上部から小さな流れが続いています。

ちなみに、この木道はれっきとした登山道です。

IMG_2051.JPG

源泉の湯口付近は立入禁止です。

(湯口付近は、胎内岩へと続く登山道から俯瞰できます)

IMG_2053.JPG

下流側へと移動し、再び湯口方向

IMG_2056.JPG

源泉エリアに約500mにわたって続く硫黄川は、野性味あふれる秘湯として楽しめます♪

好みの湯温となるポイントを探しましょう!

IMG_2071.JPG

※付近一帯は入浴のための整備はされておりません。

(微風や無風時は、硫化水素による中毒の危険性が高まります)

IMG_2072.JPG

温泉の湧出ポイントは複数ありますが、沢水なども混じるため下流側ほど湯温は下がります。

ちなみに、白糸の滝の滝壺周辺にも温泉の湧出ポイントがいくつかあるそうです。

IMG_2059.JPG
IMG_2069.JPG

洞窟の上流側入口

IMG_2065.JPG

洞窟の下流側出口より洞窟の内部

湯温は低めですが、この雰囲気を楽しまれる方が少なくないようです。

IMG_2074.JPG

上の画像付近より望む下流側

(この先、白糸の滝へと続いていきます)

IMG_2076.JPG

※本件は、ガイドつツアーを強くおすすめいたします!

筆者

福島特派員

bill

福島県出身&在住。自然が好きで、四季折々の美しい景色を求め東奔西走しています。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。