ほんのり秋めく浄土平&一切経山@福島市

公開日 : 2021年09月05日
最終更新 :
筆者 : bill

秋の知らせが届き始めた浄土平へ行ってきました。

今回は天候などを考慮し、一切経山&鎌沼に浄土平湿原を併せる王道ルートを巡りました。

※まん延防止等重点措置のため、レストハウスでの飲食の提供は9月12日まで休止中です

ビジターセンター脇の駐車場から、先ずは一切経山を目指します。

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大穴火口を眺めつつ高度を上げていきます。

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振り返って、浄土平と吾妻小富士周辺です。

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鎌沼との分岐を右に折れ、一切経山方向へ。

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かつての最短ルートと合流します。

一切経山のピークは中央奥となります。

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鎌沼と東吾妻山方向を振り返ります。

磐梯山周辺はガスの中です。

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広い山頂の先から魔女の瞳こと「五色沼」を望みます。

鉛色の空と波立つ水表面の影響で、コバルトブルーの色味は精彩を欠いています......

ジッとしているのが難しいほどの強風でした。

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強風下で日差しもないことからサクッと山頂を後にし、鎌沼分岐へと戻りました。

分岐を右に折れて鎌沼方向へ。

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酸ヶ平避難小屋方向を振り返ります。

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東吾妻山をバックに鎌沼です。

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谷地平との分岐を左に折れ、鎌沼の畔を進みます。

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鎌沼の先に前大巓(左のピーク)と1928P(1,928mピーク)

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見上げた先には、青空が姿を見せてくれました。

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姥ヶ原分岐を左に折れ、浄土平方向へ。

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樹林帯の途中より、大穴火口付近を望みます。

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木道をのんびり散策しながら秋めく湿原の様子をうかがいます。

風に揺れる湿原のススキと吾妻小富士です。

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湿原では、エゾリンドウやウメバチソウ、ヤマハハコなどがよく目立っています。

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エゾリンドウは、日差しとともに花を開く個体もチラホラと見られました。

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黄色系の主役はミヤマアキノキリンソウです。

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ナナカマドの紅葉も始まっていました。

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湿原全体としては、草紅葉の初期段階といったところでしょうか。

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リニューアル工事を終えたばかりの吾妻小富士の登山道(木道)を歩いてみました。

約3ヵ月ぶりに再開通したばかりの木製階段を上ります。

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【参考】一切経山の途中より望む吾妻小富士

赤〇部分が木製の階段部分

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約270段の木段に使われているのは、福島県産のカラマツ材です。

新たに滑り止めも設けられ、湿った状態等での安全性は格段に向上しています。

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振り返って、ビジターセンター&大穴火口方向です。

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火口壁を東へ(登って左へ)3分ほど歩いた先のポイントより。

涅槃坂周辺を俯瞰できるので、特にお鉢巡りまでは......という方にはおすすめです!

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【動画編】 (28秒)

筆者

福島特派員

bill

福島県出身&在住。自然が好きで、四季折々の美しい景色を求め東奔西走しています。

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