会津盆地を望む雪の三重塔「法用寺」@会津美里町
会津美里町の法用寺へ行って来ました。
「仏都会津」発祥の寺院とされ、720年の創建は会津で2番目に古いとされています。
(会津三十三観音の29番札所)
今回は、三重塔を中心に境内周辺を巡ります。
「仁王門」
藁で作られた蛇の飾りは、地区の行事「大蛇(へび)の御年始」で使われるそうです。
大蛇の御年始は、地区の子供が中心となるイベントで、全国的にも珍しいとのこと。
なお、左右の木造金剛力士像(国指定重文)は、観音堂に安置されています。
右手前より「銅鐘」(県指定重文)、「虎の尾桜 」(会津五桜)、「観音堂」(県指定重文)
観音堂はとても荘厳な造りです。
丁度この日は、正月行事の準備が行われていました。
そして、三重塔(県指定重文)へ。
安永9年(1780年)の建立とされ、基本構造は当時のままという貴重な建造物です。
塔内には、江戸時代の宝冠釈迦如来三尊が祀られています。
高さは20m超。県内にある三重塔でも屈指の美しさを誇ります。
高蔵寺(いわき市)、隠津島神社(二本松市)と並んで県を代表する三重塔の一つ。
(なお、金塔山恵隆寺(会津坂下町)にも三重塔があります。こちらはH12年の再建)
スズメバチの巣もまた立派なようです^^;
塔前を移動し、振り返って右奥に観音堂
相輪をズーム
塔前より会津盆地を望みます。
観音堂の裏にある意加美神社へと向かってみます。
(縁結びの神様でもあるそうです)
寒風に舞う粉雪
神社前より三重塔
観音堂
筆者
福島特派員
bill
福島県出身&在住。自然が好きで、四季折々の美しい景色を求め東奔西走しています。
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