「室内禁煙」が生んだ友情&愛?
アイルランドといえば「パブ」ですが、こちらの人々にとって「パブ」でなくてはならない必需品、それはタバコでした(もちろんお酒は言わずもがな… …^^)。タバコの煙をくゆらせながら、もう片手にはギネスビール。これがアイルランドのパブで見られる典型的な風景だったのです。
ところが2004年3月28日からは、全国の公共の建物内での喫煙は一切禁止の法律が行使されました。もちろんこの法律を破れば罰金に処されます。ここに至るまでにたくさんの議論があったのですが(特にパブのオーナーからの猛反対は根強くありました)、のんびりしてそうなアイリッシュがヨーロッパで一番にこういった禁煙法を制定したことにビックリした私です。
喫煙者には辛い話ですが、タバコが苦手な人たちにとってはとても喜ばしいことでした。
あれから約4年が経ち――
すっかり喫煙者も建物の外でタバコを吸うのに慣れっこのよう(?)です。
パブの外にはたいてい吸殻入れなどが設置され、夜になると建物の外でスモーカーたちが談笑しながらビール片手にタバコを吸っている姿が当たり前に見られます。そこで「スモーカーコミュニティ」が出来るのか何なのか、そこからスモーカー同士の友情みたいなのも育っていったり、はたまた恋人同士になって結婚したり……なんてこともあるそうですよ。まさしく「室内禁煙法」が生んだ友情&愛ですよね(笑)。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。