「室内禁煙」が生んだ友情&愛?

公開日 : 2008年02月23日
最終更新 :

 アイルランドといえば「パブ」ですが、こちらの人々にとって「パブ」でなくてはならない必需品、それはタバコでした(もちろんお酒は言わずもがな… …^^)。タバコの煙をくゆらせながら、もう片手にはギネスビール。これがアイルランドのパブで見られる典型的な風景だったのです。

 ところが2004年3月28日からは、全国の公共の建物内での喫煙は一切禁止の法律が行使されました。もちろんこの法律を破れば罰金に処されます。ここに至るまでにたくさんの議論があったのですが(特にパブのオーナーからの猛反対は根強くありました)、のんびりしてそうなアイリッシュがヨーロッパで一番にこういった禁煙法を制定したことにビックリした私です。

 喫煙者には辛い話ですが、タバコが苦手な人たちにとってはとても喜ばしいことでした。

 あれから約4年が経ち――

 すっかり喫煙者も建物の外でタバコを吸うのに慣れっこのよう(?)です。

パブの外にはたいてい吸殻入れなどが設置され、夜になると建物の外でスモーカーたちが談笑しながらビール片手にタバコを吸っている姿が当たり前に見られます。そこで「スモーカーコミュニティ」が出来るのか何なのか、そこからスモーカー同士の友情みたいなのも育っていったり、はたまた恋人同士になって結婚したり……なんてこともあるそうですよ。まさしく「室内禁煙法」が生んだ友情&愛ですよね(笑)。

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