最も「アイルランドらしさ」が残る島−アラン諸島

公開日 : 2009年07月25日
最終更新 :

 ゴールウェイに来られた場合、ぜひ訪れて欲しい場所の一つといえばやはり「アラン諸島」でしょう。ここ10年ほどでアイルランドは非常に大きく変わっていきましたが、アラン諸島はそんな本島の大変化は知らぬとばかり、昔ながらの伝統や生活のままゆっくり時が流れています。(もちろん日本に比べればアイルランドという国自体、時の流れがゆっくりしてはいるのですが)

 アラン諸島がいつも観光客に人気であるのも、そんな昔ながらのアイルランド“らしさ”を残しているからかもしれません。アラン諸島は、一番小さな島であるイニシア島(Inisheer/Inis Oirr)、一番大きな島イニシュモア島(Inishmore/Inis Mor)、そしてその島々の真ん中に位置するイニシュマン島(Inishmaan/Inis Meain)といった3つの島からなっています。

 それぞれの島に特徴的なのは、石ころだらけの大地。とりあえず何もないのがこの島々のメインアトラクション(笑)。とはいえもちろん美しい海に囲まれた島々なので、それだけで十分癒されます。乗馬やマリンスポーツ、サイクリングなども楽しめますが、アイルランド語が日常的に話されている地域Gaeltacht(ゲールタクト・ゲールタハト)であるアラン諸島なだけあり、アイルランド語を学ぶのにぴったりの場所でもあります。

 実際毎年夏休みなどには、多くの子どもたちが“アイルランド語留学(?)”をしに、アラン諸島に滞在するのだとか。

 アラン諸島へのフェリーは、ゴールウェイやドゥーリン(Doolin,クレア州)から毎日定期的に出ています。海の荒れ具合によってキャンセルされることもよくありますので、余裕を持たせたプランで楽しんでくださいね。

 フェリーのチケットはゴールウェイシティ(駅近く)にツアー用オフィスもしくはツーリストインフォメーション内にある、アラン諸島ツアーのブースで購入できます。ドゥーリンからのフェリーチケット売り場及び乗り場は、バス停から徒歩10分ほどのところにあります。

<参考>ゴールウェイ発(Ros a' Mhíl)・ドゥーリン発のフェリーの時間&値段

E-net_Ireland5.jpg
DSC02104.jpg

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。