パブリックフットパスを歩いてみよう 2
羊や牛の放牧されている牧草地にのびるパブリックフットパスを歩いていると、
また、中には、閉める必要のないこんなゲートも存在します。
ところで、だれが思いついたのか。このゲートには名まえがついています。その名も、「キッシングゲート(Kissing Gate)」、つまり、「キス(Kiss)して(ing)通るゲート(Gate)」。
このゲートを通過するときばかりはレディファーストではなくて、男の子がひと足先に通ってしまうのです。そして、向こう側からゲートを押して、手前にいる女の子を通せんぼして言うのです。「キスをしてくれたら通してあげるよ」って……。
というのが、このゲートの名まえの由来にまつわるエピソードらしいのですが、男性、女性にかかわらず意中の人がいる方はイギリスの田舎歩きをしているあいだに、もしこの「キッシングゲート」を見かけるようなことがあったらいち早くこのゲートを通過して、その意中の人にこのゲートの名まえと通過するときのルールを教えてあげてくださいね。
さて、パブリックフットパスがおとなりの牧草地へ入るさかいめには、ゲートのほかにも、スタイル(stile)と呼ばれる仕組みがもうけられている場合があります。こちらも、ニンゲン様は通ることができますが、家畜は通ることができません。
それから、牧草地には、石塀のほかにも、生け垣、粗い網目のワイヤーのフェンスなどもあるのですが、こんなワイヤーフェンスを見かけた場合は、要注意。
いつも電流が流れているとはかぎりませんが、そのことを確かめようとしない方が無難です。
このあとは、パブリックフットパスを歩いていると出くわす動物たちについてご紹介しましょう。
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