ユージェニー王女の大学お入学

公開日 : 2009年10月01日
最終更新 :

今回は、わたしたち一家の暮らす北イングランド最北端の都市ニューキャッスル(Newcastle upon Tyne)で、今、大きな話題となっているユージェニー王女(Princess Eugenie)の大学お入学についてお届けします。

ユージェニー王女は、チャールズ皇太子の弟ヨーク公アンドルー王子とセーラ・ ファーガソン公爵夫人の次女で、1990年生まれの19歳。イギリス王室の中では才媛の誉れ高く(16歳と18歳のときに受験するイギリス全国統一資格試験GCSEとAレベルでは王室メンバー歴代トップの好成績をおさめられています)、この秋、いとこにあたるウィリアム王子のセントアンドリューズ大学入学に続いて大学進学を果たされました。

ユージェニー王女が入学されたのは、ニューキャッスル市内にある2つの大学のうちのひとつ、ニューキャッスル大学(Newcastle University)。

IMG_0024x.jpg

ニューキャッスル大学は、イギリスではケンブリッジ大学、オックスフォード大学に次いで歴史の古いダラム大学の分校として1834年に創設され、医学校として出発しましたが、現在は、学部生、院生合わせて2万人の学生が学ぶ総合大学となっています。留学生も多く、日本を含む110か国から3300人に及ぶ留学生を受け入れています。

IMG_0017x.jpg

ユージェニー王女は、これから3年にわたり(イングランドの大学の修業年数は3年。ちなみに、スコットランドの大学は4年です)大学の寮で生活され、英文学、芸術史と政治学を学ばれることになっています。女王が滞在される大学の寮の所在地は明かされていませんが、英国国営放送BBCの地方ニュースでは、寮の部屋のもようが紹介されていました。ウィリアム王子のセントアンドリューズ大学時代同様、ユージェニー王女も他の大学生と同じ大学生活を望まれているようです。ただ、やはり、身辺の護衛つきなのだそうですよ(もしかして、そのボディーガードの方々も大学の学生寮で暮らされるのでしょうかね)。

IMG_0029x.jpg

こちらのBBCのサイトの地方局のページで、大学でのオリエンテーテーションの初日、会場に向かわれるユージェニー王女をご覧になれます。動画の最後で、王女が、「イッツ ア グレート シティー(素晴らしい都市だから)」と答えられているのは、どうしてニューキャッスルを選ばれたのですかという記者の質問に対する答えです。去年、イギリス全国の大学生を対象に行われたアンケート調査で、ニューキャッスルは、住みやすく、ナイトライフを楽しめる街のトップに輝いているのです。ま、ですが、それがユージェニー王女がニューキャッスル大学に入学された理由なのかどうかはわからないですけれどね。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。