リニューアルしたグレイートノース博物館
今日は、前回お届けしたユージェニー女王がお入学されたニューキャッスル大学の敷地内にあるグレートノース博物館(Great North Museum)をご案内します。ニューキャッスル大学も、この博物館も、ニューキャッスル中央駅から北へ徒歩10分ほどの場所にあります(場所の詳細については、最後にご紹介するサイトをご参照ください)。
グレイートノース博物館の建物は、以前、ハンコック博物館(Hancock Museum)と呼ばれていた博物館だった建物。
というわけで、リニューアル後も、建物の正面にはハンコック博物館の名前があがっているのですが、グレイートノース博物館は、ハンコック博物館、ニューキャッスル大学アンティーク博物館(Newcastle University’s Museum of Antiquities)、シェフトン博物館(Shefton Museum)、それに、ハットン美術館(Hatton Gallery)の4館が統合されたものです。ニューキャッスルの東からブリテン島の西の端カーライル(Carlisle)に至るイギリスの万里の長城ハドリアヌスの長城(Hadrian's Wall)の巨大モデルをはじめ、イギリス国内外から収集された所蔵品が展示されています。
ハドリアヌスの長城は地元の遺跡なので特に充実していますが、他の展示物も豊富。しかも、以前のハンコック博物館に比べると、館内は明るくて近代的。
まあ、暗いコーナーもないではありませんが……。
それに、やはり規模はロンドンの大英博物館とは比べるべくもありませんが、大英博物館にあるこんなものも見かけました。
もちろん、このロゼッタストーンはレプリカですけどね。ですが、レプリカではないものもあります。
ところで、このグレイートノース博物館がリニューアルオープンしたのは、今年(2009年)の5月23日のこと。オープン当時、年間30万人の入館者が見込まれていたのですが、オープンからわずか3か月足らずで年間予想数を上回る入館者があり、北東イングランド(North East England)では、最も人気のあるアトラクションとなっています。ちなみに、ハンコック博物館時代は有料だったのですが、グレイートノース博物館になって以降の入館料は無料となっています。ニューキャッスルの駅や街から手軽に訪れることができるのも大きな魅力。さらに、この秋からは、ニューキャッスル大学のキャンパス内にあるこの博物館の辺りを歩いていると、ボディガードを引き連れたユージェニー王女とばったりなんてこともあるかもしれませんよね。
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