「”見た目”どんな女性がモテる?」イギリス編

公開日 : 2010年04月12日
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今日の話題は、「地球の歩き方」海外特派員ブログの今月のお題「”見た目”どんな女性がモテる?」です。つまり、それぞれの海外特派員が在住する国では、どんなルックスの女の子に人気があるのかについてのレポートです。これまでといささか傾向の異なるこのお題、、けっこう難しいものがあるかと思うのですが、項目を作ってとりかかってみたいと思います。

まずは、目と髪の色について。イギリスでは、一般的には、ブロンドに青い目の方がブラウンの髪や目の色より人気があります。青い目にするためにコンタクトを使う人は見かけませんが、芸能人も一般人も、髪の色をブラウンや赤毛からブロンドに染める人は珍しくありません。何年にもわたってブラウンの髪をブロンドに染め続けている人がいます。出会ったときからブロンドなので、ほんとうの髪の色はブラウンだと聞いてびっくりしたり、また別の人の場合は、若いときの写真の髪がブラウンだったので、地毛はブラウンだったのだとわかった経験があります。ブロンドの髪の人は青い目の人がほとんどですが、青い目をしていても髪はブラウンの人はたくさんいます。ブロンドと青い目は映りがいいので、ブラウンの目を持つ女性より青い目を持つ女性がブロンドに染める場合が多いようです。

肌の色について。イギリス女性に人気のある男性は、「背が高く、髪や肌の色が黒く、ハンサム(Tall Dark and Handsome)」だと言われています。女性の場合も、こんがりと小麦色に日焼けしている女性が魅力的であるとされています。年中お天気が悪く、なかなかお日様を拝める機会に恵まれない北国イギリスでは、日焼けした肌は希少だと見なされています。日焼けサロンで肌を焼いたり、肌を日焼けした色に染めるスプレーを使っている女性もいます。

プロポーションについて。女性の体の魅力的な体型は、腰の細くくびれた砂時計(hourglass)型だとされています。その一方で、男性の目に魅力的に映るかどうかはわかりませんが、女性の間では、背が高く、ひたすら細い体型が理想の体型であると見なされる傾向があります。ミニスカート全盛時代のイギリス人ファッションモデル、トゥイギー(ツイッギーTwiggy)は日本でもその名を知られた存在でしたよね。イギリスでは、今でも、マスコミで見かけることがあります。

ところで、わたしが暮らす北イングランドのニューカッスル出身の人気シンガーにシェリル・コール(Cheryl Cole)がいます。世界的なヒットを飛ばしたイギリスの女性ポップグループ「ガールズ・アラウド(Girls Aloud)」のメンバーですが、最近は、ソロで見かけることが多くなりました。テレビ番組やCM、雑誌の表紙やグラビアのほか、ゴシップ記事にも常連で取り上げられる存在です。 (シェリル・コールの公式ホームページは、こちら) 現在のイギリスの魅力的な女性としてイギリスの人々のあいだで絶大な人気を誇っているひとりと言えそうですが、このシェリル・コール、ブロンドでも青い目でもありません。イギリスのポップミュージックに詳しくてシェリル・コールをご存じの方、また、ご存じではない方はシェリル・コールのホームページをご覧になってみて、さて、肌の色やプロポーションについてはどう思われるでしょうか?

さらに、イギリスではこんなこともささやかれています。イギリス人は本物志向。ニセモノは好まない。だから染めたブロンドや日焼けサロンなどで人工的に焼いた肌は好まれない。染めた髪の場合も、生え際を見ればわかるし、日焼けサロンで焼いた肌はオレンジ色がかっていて天然の日焼けとは違うのだそうです。ということを考えると、シェリル・コールの例も含め、その女性自身と外見とが一致していることも、イギリスでモテる女性の条件になりそうな気がします。

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