「クィーンズ・ヘッド・イン」のサンデーランチ

公開日 : 2010年04月16日
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先週末、北イングランドの田舎の小さな村にある「クィーンズ・ヘッド・イン(Queen's Head Inn)」へサンデーランチに出かけてきました。「イン(宿屋)」という名前なので、もとは北イングランドの田舎を旅する人々の宿屋だったらしいのですが、現在、宿泊はできず、できるのは食事のみです。

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バーは月曜日と火曜日も営業していますが、食事ができるのは水曜日から日曜日までの週に5日の以下の時間帯だけになっています。

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ときどき出かけるサンデーランチに、以前は別の店を利用していたのですが、知り合いのシェフの勧めでこの店を利用するようになりました。ノーサンバーランド州の田舎にあるので、ニューキャッスルのわが家からは車で40分くらい。北イングランドきっての観光地となっている世界遺産ハドリアヌスの長城観光の折のお食事処としてもお勧めです。というわが家も、先週末はハドリアヌスの長城のウォークを楽しんだ帰りに立ち寄りました。

メニューは、日曜日でも、ロースト肉に野菜の付け合せられたサンデーランチ以外のメニューも用意されています。また、サンデーランチメニューには、ビーフ、ポーク、チキン、ラム(子羊)のロースト肉のほか、魚やベジタリアンメニューもあります。以下、今回、食べたサンデーランチをご紹介します。

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ローストビーフ。イギリス人はウェルダンを好む人が多いですが、この店のローストビーフは、まだほんのり赤みの残っていているくらいにローストしてあることが多く、味わい深いのが特徴。

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ローストポーク。カリカリにこうばしく調理された豚の皮クラックリングやアップルソースが付け合せれています。そのアップルソースに病みつきになった息子は、毎回、ポークを注文するのです。

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ラム(子羊)。ラムは、独特の臭みを消すのにミントソースといっしょに食べられますが、この店のラムには臭みはなく肉質が柔らかです。ラムはちょっとという方にもお勧め。

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ビーフとポークと子羊の盛り合わせの小さめのポーション。盛り合わせ以外にも、各メニュー小さめのポーションが注文できます。子供や日本女性の胃袋には、小さめのポーションがちょうどいいくらい。それでも、じゅうぶん満腹になります。

そんなに数多くの店でサンデーランチを試したことはないのですが、わたしが試した中では、知り合いのシェフも御用達のこの店のサンデーランチが、ロースト肉もヨークシャープディングも一番のお味です。ちなみに、それぞれのお皿のてっぺんであぐらをかいているヨークシャープディングは、歯ごたえのあるシュークリームの皮のような感じ。肉汁のソース、グレイビーを添えて食べられるサンデーランチには欠かせない存在です。

「クィーンズ・ヘッド・イン(Queen's Head Inn)」は、サンデーランチに利用する人が多いので、日曜日に食事がしたい場合は席の予約を入れておく方が無難です。「クィーンズ・ヘッド・イン」の詳細については、以下のサイトをご覧ください。

地図、住所、電話番号のページは、こちら

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