ヨークシャー、ワーンサイドの丘へ

公開日 : 2011年07月03日
最終更新 :

緑の丘と谷の風景で知られるヨークシャーデールズ(Yorkshire Dales)には、「ヨークシャーのスリーピークス(Yorkshire Three Peaks)」と呼ばれる名峰イングルバラ(Ingleborough 723 m)、ペニーゲント(Pen-y-ghent 694 m)、ワーンサイド(Whernside 736 m)があります。その三峰のうち、未踏だったワーンサイドを歩いてきました。

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ヨークシャーデールズの町セトル(Settle)近郊と湖水地方のあるカンブリア州の都市カーライル(Carlisle)を結ぶセトル・カーライル鉄道(Settle-Carlisle Line)沿線でも、特に、風光明媚な場所として知られる高架橋のたもとがワーンサイドのウオーキングコースの起点になっています。

じょじょに眼下に遠のいていく風景を愛でながら2時間ばかりなだらかな小道をのぼっていくと頂上に。頂上からは、東側にウォーキングの起点の高架橋の望めるホークシャーデールズの風景や、

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5月にのぼったイングルバラが見渡せました。

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そして、西側には、左手はるか彼方に青くかすむ大西洋の広がりと、右手には湖水地方の山々が......。

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うす曇りで白かった上空に青空が広がると、大地の緑がまぶしいほどに輝きはじめます。親子連れの羊に、「ちょっとこっち向いてくれない?」などとお願いして写真を撮らせてもらったり、

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「ずっと向こうを向いててね」と心の中で念じながら牡牛のいる野原を横切ったり、

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売りに出ている農家の軒先をかすめたり。

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そうこしているうちに12.5kmのサークルルートを歩ききって起点の高架橋のもとへ。

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一度にスリーピークスを制覇というのはきついに違いないけれど、わたしでも、もうひとつなら行けそうかなという感じ。そよ風とお日さまに恵まれたとても心地よいウォークとなりました。

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