ロンドン五輪の日本‐モロッコ戦を観戦(写真満載です!)

公開日 : 2012年07月31日
最終更新 :

ロンドンオリンピック男子サッカー日本‐モロッコ戦を観戦してきました。会場は、地元のフットボールクラブ、ニューキャッスル・ユナイテッドのホームスタジアム、St James' Park。通称は、「St James'(セント・ジェームジィズ)」。

実は、このスタジアムの名称、ニューキャッスル・ユナイテッドのオーナーの意向で、「スポーツ・ダイレクト・アリーナ(Sports Direct Arena)」に改称したのですが、地元のサッカーファンは大反対。大きな物議をかもしています。ですが、オリンピック開催中は、「St James'(セント・ジェームジィズ)」と呼ぶとのことで、今、街のあちこちには、「St James'」と記された道しるべがたってます。そのほかにも、オリンピックボランティアの方々が、オリンピック観戦の旅行者だと見える人には地図をくれたり、道案内をしてくれます。

さて、セキュリティーチェックを終えて、会場内に入ったのは、午後5時ちょっとすぎ。

もしかして、これって、日本とモロッコ? ニューキャスル市の広報誌とサイトにはスペインとホンジュラス戦が午後5時で、日本とモロッコ戦は午後7時45分のキックオフって書かれていたのですが......。

ちなみに、わたし、日本のオリンピック代表どころか、日本の有名なサッカー選手の名前も顔も知りません。イギリスの選手もごく限られた選手のみ。それどころか、サッカーの試合観戦は生まれてはじめて。在住地でのオリンピック、しかも日本の試合があるというので、それじゃあ、一生に一度くらいはサッカーの試合見てみてもいいかな。と思ってチケットをとったサッカー観戦超ビギナーなもので、目に入る何もかもがもの珍しくとにかく新鮮......。

まず、52,387人収容というスタジアムの座席数の多さに圧倒され、ずいぶんお金をかけて手入れをしているのだろうなと思われる芝のまぶしいほどの青さに圧倒され(わが家の庭とは大ちがい)、

でも、テレビで見るより実際のフットボールピッチってコンパクトのような。ただ、その分、当然のことながら臨場感があります。

座席は、選手の入場口の真正面、上からも下からもちょうど中間くらいの位置にありました。そんな座席にも、選手がボールをけったとき、ヘディングしたときなどに、その衝撃にともなって発せられた音が、手にとるように聞こえてきます。まさに、手にとるように。手をのばせば、この腕の中にも、すぽんと飛び込んできそうに......。

テレビ画面には、カメラがズームをすれば、選手の細かな表情まで映し出されますが、ボールがはずむ音までは聞いたことがないような気がします。そんなささいなことにもいちいち感動しながら、あたりをきょろきょろ。

でも、もう今、目にしているのは、日本‐モロッコ戦にまちがいはなく、まちがっていたのは、ニューキャッスル市の広報の情報だと納得。最初の選手の入場やら国歌斉唱の場面はミスってしまいましたが、実は、日本‐モロッコ戦がはじめだったことは、とってもラッキー。

さらにラッキーなことには、悪天候なことの多いニューキャッスルの空に輝くばかりのお日さまが......。グラスゴーの奇跡ならぬ。これは、ニューキャッスルの奇跡! 午後5時と言えば、まだ太陽が空に高いこの夏の時期であっても、厚い雲が全面をおおっているふだんのニューキャッスルの空のもとでは、よい写真を撮るのはまず不可能だからです。

昨日お知らせしたように、一眼レフは持ち込めませんでしたが(ってことなのに、持ち込んでいる一般人もありましたよ! まったく、イギリスって、公が流す情報もこれだから~)、試合時間とお日さまに恵まれて、コンパクトデジカメながらほどほどの写真をめいっぱい撮ってきましたので、じっくりとごらんくださいね。

とは言え、やっぱり、安物のコンパクトデジカメ、ズームできる程度もごく限られています。そこで、下の写真は、トリム、拡大してみました。

このくらいだと、選手の表情も読みとれるでしょうか?

こちらは、モロッコの応援団。数的には日本の応援の方が断然多いように見受けられましたが、声の大きさと存在感に関しては遅れをとってはいませんでした。

テレビで眠い目をこすりながら生放送をごらんになった方もあることでしょうし、試合の結果はすでにみなさんがごぞんじかと思いますが、一応、お知らせしておきますと、「ああ、どうして、このボールがゴールに入らなかったの~」と思われるようなシーンが何度かあり、日本優勢のムードが盛りあがりながらなかなか得点できず、じりじりと近づいてくる終了時間も気になりはじめたころ、ついに、ゴールが決まりました!

その瞬間は、すいませんっ! カメラをかまえているどころではありませんでしたが、

ゴールが決まって、拍手喝采。

大きな拍手を送っていたのは、日本人だけではありませんでしたよ~。嬉しいな。こんなに応援してもらって。日本人として、ありがとう! ありがとう! ありがとう! 割れんばかりの拍手を送ってくれている人々にお礼を言ってまわりたいような気持ちになりました。

ずっと、「日本0-モロッコ0」だったスコアボードの数字が、「日本1‐モロッコ0」に......。

ああ、よいながめ~。

なんですが、申し訳ありません! 一度に全部アップしようと準備した写真、まだまだご紹介しきれていないのですが、思ったよりずっと時間がかかってしまいました。今日は、これにて。次回に、つづきま~す!

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