グアムのひとは車椅子にやさしい!

公開日 : 2010年03月08日
最終更新 :
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今頃日本に到着しているはずだったのですが…。

今朝7時の飛行機で3泊だけ帰国する予定だったため6時には空港についていたのですが、機体に荷物を積み込む際にカーゴをぶつけてしまったらしく、ふたが閉まらなくなり機体整備をするということで、いつ出発するのかわからないフライトを待つこと6時間。はぁ〜。

ところで一昨日グアムで開催されたハーフマラソンに夫が出場し、朝5時の暗闇の中、コンディションがよかったので前に出ようと人ごみを避けようとした際、舗装されていない道路との境目の段差に足を取られて派手に転倒。昨年秋に骨折したのと同じ右足ということもあってかかなり腫れ上がってきてしまったのですが、週末グアムで治療してもらうことができなかったので、とりあえず前回使用した松葉杖と専用靴を使用して帰国し、日本で病院に行くつもりでした。

そこで空港は割りと歩く距離が長いので、初めて空港で車椅子を借りました。

まさかこんなに飛行機が遅れると思っていなかったので、当初は少しだけのつもりでしたが、その後搭乗口が変わったり、ひとり8ドルまでフードコートでお食事していいことになったので行ったり来たり移動することが多く、車椅子を借りられたのは本当にラッキーでした。

そこで少し残念なような、うれしいような、ということは、車椅子の人に対して圧倒的に親切なのが、日本人のツーリストの方たちよりも、グアム・ローカルのお客様たち。

フライトがいつまで遅れるのかわからず、搭乗口も変更になったりして、我先に座る場所を探そうとする日本人のお客様に、別の現地のお客様が、車椅子の人がいるから先にしてあげてと言ってくださったり、通りやすいように道をあけてくださったり…。

私自身、車椅子を押した経験がそれほどあるわけでもなく、ましてグアムの人用(!?)の日本のものより幅広の車椅子を押すのに、どれくらいのスペースが必要なのかいまいち感覚が掴めなくておろおろしていると、すっとやさしくしてくださるのはグアムの方なんですよね…。

確かにグアムでは駐車場でも、レストランや公衆のお手洗いなどでも車椅子の方たちのためにゆったりとしたスペースが取られていることが日本より多く、彼らと一緒に生活することに慣れていらっしゃるのかも知れません。

日本人のお客様の多くが観光客の方で、旅行で疲れ、さらに朝早いフライトで眠かったりもしていらっしゃるのだと思いますが、そんなときでもやはり思いやりをもてたらいいな〜と思いました。

せっかくグアムで心も体もリフレッシュされたのだから、周りの人にもやさしくなれるといいですね。

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