映画『OCEANS(オーシャンズ)』 グアムでも上映開始!
4年の歳月をかけ、470時間フィルムをまわして撮影された映画『OCEANS(オーシャンズ)』。
2001年の『WATARIDORI』で共同監督を務めたJacques Perrin(ジャック・ペラン)氏とJacques Cluzaud(ジャック・クルーゾー)氏が再度ともに監督し、最高のスタッフ、このために開発された最新のシステムを駆使して撮影した壮大で貴重な映像の数々で、「海ってなに?」という問いかけに答えようと試みます。
日本では1月22日から公開されていたようですが、グアムを始めとするアメリカでは、“Earth Day(アース・デイ)”に絡めて、先週4月22日から上映が開始されましたよ。
日本語吹き替え版ではご出産後最初の作品として宮沢りえさんがナビゲーターを務められたようですが、英語版ではPierce Brosnan(ピアス・ブロスナン)氏がナレーションを担当。日本の予告編を見た感じでは、英語版ナレーションの方が映画の雰囲気に合っていたような…。トレーラー自体もアメリカ版の方が断然魅力的だと思います。
いずれにしても、言葉が理解できてもできなくても、この映画の映像はぜひ映画館の大画面で見ていただきたい!
私は事前にあまり調べることなく映画を観たせいもあるのですが、とにかくどうしたらこんな撮影ができるのだろうと、映画の間中本当にず〜っと思っていました。きっと遠隔で撮影できるカメラや、超小型カメラのようなものをあらかじめ設置しておいて撮影しているんだろうと想像していました。
その答えはこちらのメーキング・ビデオをご覧いただけるとよくお分かりになると思うのですが、映画の本当に一番最後のシーンで、少しだけその撮影風景が現れると同時に、私は涙が止まらなくなってしまいました。
美しい海、厳しい海、海に住む生き物たち、海とともに生活する者たちの姿や様子が映し出され、時にはまるでCG映像なのではと思ってしまうほどリアルすぎる映像があり、時にはあまりにやさしい親子の愛情を間近に感じられるシーンがあります。海底の様子はまるでスターウォーズの世界のようで、ありとあらゆる外見の生き物たちが共存し、愛があったり小競り合いがあったりしながら、弱肉強食の掟の中で暮らすものたち…。その中で、明らかに人間は異質なもののはず。私は頭からそう信じていたからこそ、あのような自然な映像を人間が遠隔操作なしに撮影できるはずはないと思っていました。
ところが相手をよく知り、理解し、尊敬の念をもって接すれば、地球上で最大の捕食魚で、海の中でもっとも危険といわれているホホジロザメとすら、ぴったりと体を寄せ合って泳ぐことができることを知り、心から感動しました。
海と、海に住むものたちは、これほどにまで寛大であること…。
だからこそ、私たちは彼らの生活圏に土足で踏み込み、好き勝手に荒らし、ましてや彼らの生態系を犯すことなどしてはならないとあらためて実感しました。
日本でもまだ公開されている映画館があるようですが、グアムでもしばらく公開されていると思うので、ぜひこの映像を映画館でご覧ください。そして海をもう一度体験してください。海をみんなで守りたいと思います。
*フランスの『Oceans(オセアン)』のホームページはこちら☆
地球儀がくるくるとまわり、各地の撮影風景やいきものの様子の映像が見られて興味深いですよ!
*『Hollywood Theaters - Guam Megaplex Cinemas(ハリウッド・シアター グアム・メガプレックス・シネマズ)』はこちら☆
*『Micronesia Mall Stadium Theatres(マイクロネシア・モール・スタジアム・シアター)』はこちら☆
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