『地球の歩き方』撮影ドライブ♪ チャモロ文化編
昨日ご紹介した砦からウマタック湾の美しい眺めを堪能し、かつてのスペインの栄華の感傷に浸った後、今度はグアムの島の動物でもある水牛さん、Carabao(カラバオ)と遭遇しましたよ:D
向こうの方でモヒカン刈りの迫力のあるおじさんにきれいにカラダを洗ってもらった後、カラバオくんはかわいい坊やたちを背中に載せて、ちょっとお散歩♪
坊やたちはちょ~っと怖そうだったけれど、それでもなかなかない体験をできたのではないかしら:)
そんな光景を横目に見ながら、素敵なチャモロ式のこんな小屋を見つけましたよ!
遠くに水平線も見えるこの小屋は、まるでチャモロの豊かな知恵と文化がい~っぱい詰まったような夢の場所:)
たくさんの椰子の実やバナナなどが並べられ、そのひとつひとつがとても美しいオブジェのようにフォトジェニックな魅力を放っていましたよ♪
するとどこからともなくひとりのおじさまが現れ、私たちが眺めたり写真を撮ったりしていた椰子の実を、勇ましくナタで割ってくれましたよ:)
そしてこんなふうにちょっとだけ端を切り落とし、この穴にストローを差して中のジュースをいただきます:P
実は私、ココナッツ・ジュースというと、冷たく冷やしていないと全然おいしくないというイメージがあったのですが、このジュースはほんのり甘くてと~ってもおいしかったんです!
おじさまいわく、椰子の実のジュースは、熟しすぎたものではなくて、これくらい緑色の若い実のジュースの方が断然おいしいのだとか。
一緒にいらしたライターさんは「ポカリスエットみたい~!」とおっしゃっていらっしゃいましたが、お水よりも乾いたカラダにす~っと沁み込んでいくようで、まさに天然のスポーツドリンクのような効果があるのでしょうね!
この椰子の実のジュースに感動していたら、今度はおじさま、手際よく私たちが飲み終えた椰子の実を半分に割り、先程切り落とした椰子の実の端っこの部分を上手に使って、椰子の実の中のやわらかい果肉の部分をこそげとり出しました。
どうやらこの作業、スプーン等の金属を使うと、やわらかい果肉以外の固い部分までこそげとってしまうので、椰子の実の端っこを使うほうが上手に果肉だけが取れるのだとか。
ちょっとしたことかも知れないけれど、いちいち昔からの生活の知恵に感動してしまいます:D
そして空になった椰子の実の半分の穴に、お醤油とわさびを入れてくれましたよ:D
そう。こそげとった椰子の実の果肉をわさび醤油につけていただくのですが、これがまるでやわらかい貝のようにおいしいんです:P
小さい頃アボカドにわさび醤油でまぐろのお刺身の味がするなんて言っていましたが、まさにそれの貝バージョン♪ちょっとびっくりです!
このおじさま、もう40年も前からグアムに住んでいらっしゃる日本人の方で、心からグアムを愛しているといった感じ。
さてさて、このおじさまに会えるこの場所がどこか、ぜひ当ててみてくださいね!
答えはいつものように次回の記事でお伝えしますよ♪
+ + +
さて、それでは昨日ご紹介した砦がどこだったかというと...。
もうご存知の方も多いかも知れませんが、"Fort Nuestra Senora de la Soledad(ソレダッド砦)"でした:)
とても素敵な眺めも見渡せますし、またグアムでも1、2を争うサンセットの美しい場所でもあるようなので、ぜひ足を運んでみてくださいね!
またここはとてもフォトジェニックな場所だったので、たくさん写真を撮っていただきました:)
*"Fort Nuestra Senora de la Soledad(ソレダッド砦)"はこちら☆
*2010年9月2日の撮影風景の写真はこちら☆
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