恋人岬に並ぶ、グアムの穴場的観光スポット♪
グアムで展望台というと一番有名なのが、なんといっても『Two Lovers Point(恋人岬)』。タモン湾の北側に位置するので、ホテルの立ち並ぶTumon(タモン)湾と町並みを一望することができ、アクセスもいいのでとても人気の観光スポットですよね。
ところがちょうど2年ほど前、もうひとつグアムに展望台ができていたのをご存知でしょうか?
本当はも~っとずっと早くにご紹介したかったのですが、ずいぶんと後回しになっていてごめんなさい!でも実はグアムの穴場的な展望台なので、ご紹介させてくださいね♪
Agana(アガーニャ)湾よりさらに西にドライブすると右手に見えてくるのが、広い敷地の奥にグアムらしい煉瓦色の建物が見えてくるのですが、こちらが"Governer's Office(知事邸)"です。
Adelup(アデラップ)岬に建っているため、ここからはとても見晴らしがよく、お天気がいいとだいぶ遠くまで見ることができるのですが、この知事邸の隣りにちょうど2010年3月末にオープンしたのが『Latte of Freedom Cultural Center(ラッテ・オブ・フリーダム文化会館)』。
ご覧の通り、とても大きなラッテ・ストーンをモチーフにした展望台です:)
エレベーターで2階に上がると、右手にお部屋があるので、まずはそちらにで入館料をお支払いください。お値段はツーリストの方が3ドル、ローカルの方は2ドル、6~12歳のお子さまは1ドルです。
ちなみにこちらのお部屋は多目的スペースとしても使われるようですが、ちょっとしたミュージアム的な要素も兼ねていて、古代チャモロ人の使用していたものなどが少し展示してあります。
こちらはずらりと並べられた代々の知事のお写真。
グアムがアメリカ統治に置かれた時のものなども見られます。
そしてお部屋を出て、ラッテ・ストーンの方に向かって渡ると、まんなかに廊下を真ん中に記念碑があり、ラッテ・ストーンの器上になっている部分に開けられた窓から真っ青な水平線を見ることができますよ:)
このラッテ・ストーンはRicardo J. Bordallo(リカルド・J・ボルダージョ)知事が1976年に提案したもの。アメリカの東の端であるニューヨークの自由の女神像がヨーロッパからの訪問者を歓迎しているように、アメリカの西の端であるグアムにアジアからの訪問者を歓迎するためのモニュメントをチャモロ文化と融合させて作りたい...というもので、実に提案から34年の歳月の後にできあがりました。
右手を見ると、Agana(アガーニャ)湾をぐるりと見渡し、Sheraton Laguna Guam Resort(シェラトン・ラグーナ・グアム・リゾート)の方まで見えるだけではなく、お天気がいいとさらにその後ろにいくつも岬が見え、だいぶ北側まで眺めることができますよ。
また左手を見ると、遠浅なAsan(アサン)湾を一望でき、ターコイズ・ブルーと紺碧の海の色を一度に楽しむことができます。
そう。ドライブしながら眺めてもとても美しい海を、こうして上から眺めることができるんです♪
知事邸の後ろは自由に誰でも見学することができるのですが、このように海の見晴らしもよく、昨日もたくさんの観光客の方たちが記念写真を撮っていらっしゃいました。
でも有料になってしまうからか、それともその存在があまり知られていないのか、ほとんどの方が展望台に登ることなく帰られてしまっていたのが残念!
夕方4時まで(週末は正午まで)なので、サンセット時に立ち入ることができないのが残念ですが、ドライブの途中に気持ちのいい風を感じ、広々とした眺めを堪能するためにもぜひお立ち寄り下さいね♪
Latte of Freedom Cultural Center(ラッテ・オブ・フリーダム文化会館)
開館時間: 月~金曜日 9:00am - 4:00pm
土~日曜日 9:00am - 12:00pm
入館料: 大人 非在住者 3ドル、 在住者 2ドル、子供(6~12歳) 1ドル
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