グアムのフルーツを食べよう ☆ まさに旬はこれから!

公開日 : 2013年04月08日
最終更新 :
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ブログの更新が遅くなってしまってごめんなさい!

とにかく妊娠期間中とても元気で、これまでみんなに驚かれるほど活発に飛び回っていた私ですが(笑)、先日臨月に入ってから途端にお腹が重くなり、どの体勢でも辛く、思うように身体が動かなくなってきたので、予定通りにスケジュールをこなすことが難しくなってきました...。

加えて写真のお仕事もセーブして、妊娠最後は「のんびり、ゆったり、マタニティ・ライフを♥」な〜んて思っていたのに、思いがけず3月に入ってからいくつもうれしいお話やチャンス、ボランティアなどに恵まれ、これくらいならなんとかなるかな〜と思っていたら無理をしすぎてしまったのか、先週末には前駆陣痛も始まってしまいました...。

予定日は今月末なので、あと2週間ちょっとベビィちゃんにはお腹にいてもらいたいところですが、さてさて、どうなることでしょう?

というわけで、いつ更新が滞りがちになってもおかしくなくなってきたので、まずはどうしても皆さまにお伝えしたい、グアムの旬のローカル・フルーツのお話しを。

というのも、今月の地球の歩き方のお題が『この街で食べておきたいフルーツ』なのですが、偶然にも、グアムのローカル・フルーツは4月くらいから6月くらいにかけてがまさに一番の旬!ゴールデン・ウィーク前後なのに雨季に入ってしまうということでお天気を懸念される方もいらっしゃいますが、雨が増えてくるとたわわに実るローカル・フルーツはとてもとてもおいしくなるので、実はこの時期にグアムにいらっしゃるのはかなりオススメなんですよ♪

というわけで、今まさに、そしてこれから旬を迎えるローカル・フルーツをご紹介しますね:)

マンゴー.jpg

まずは南国の果物の代表格のひとつとも言えるマンゴー。

日本ではひとつかなりお高いマンゴーが甘くてジューシーで人気のようですが、マンゴーって実はかなりいろいろな種類があり、グアムで自生しているものでも相当な数があります。

写真は2010年に開催された『The 4th Annual Agat Mango Festival(第4回アガット・マンゴー・フェスティバル)』で"もっとも美しいマンゴー・コンテスト"に出品されたマンゴーの数々ですが、その色や形だけでも結構いろいろあり、もちろん年によって当たり外れが激しいところもありますが、去年はかなりの豊作だったよう(私は残念ながら日本に長期滞在していたので楽しめませんでしたが...)。おうちにマンゴーの木がある方は、身だけを犀の目に切ってガレージに置くような大きな冷凍庫にいっぱいに冷凍して一年間楽しまれるようですよ♪

ちなみにマンゴー・フェスティバルは毎年6月に開催される人気イベントなので、よろしければぜひこの時期を目指して遊びに来られるといいと思いますよ!

マンゴー若い.jpg

また、実はこちらもグアムではお馴染みのマンゴー。

すでにスーパーなどでも出回り始めていますが、3月くらいから目にするようになるこの小さいマンゴーは、こうしてまだ青々しいうちに皮ごとスライスしてピクルスにするのがグアム流!

私は皮は剥いた方がいいとは思いますが、このマンゴーの青々しい酸味に、お酢や唐辛子などのお味が、暑いグアムのお口直しにぴったり:D

以前こちらでレシピをご紹介しているので、もしグアムに長期滞在する予定の方がいらっしゃったら、ぜひお試しくださいね!

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ちなみにこちらは同じく今が旬のローカル・パパイヤを使って作られた『Aji-Ichi Japanese Restaurant (味一)』のパパイヤのピクルス。

パパイヤもマンゴー同様、若いうちにピクルスにすることが多いグアムですが、こちらはお出汁と胡椒を使って和風に味付けされたピクルスで、なかなかおいしい!これならちょっと日本でもアレンジして作れそうですよね:D

バナナ.jpg

またこちらもお馴染みのバナナ。とは言っても、やはりバナナにもかなりいろいろな種類があります。

日本ではあまり聞かないと思いますが、実はバナナには生食用と加熱調理用の大きく分けて2つあり、日本で目にするのはほとんどが生食用バナナ。

グアムではあちらこちらにバナナも自生していますし、スーパーでもローカル・フルーツとして季節になるとみかけることができます。

バナナのココナッツ煮.jpg

生食用のバナナは大きめで、日本でみかけるものとあまり変わらないのですが、加熱調理用のバナナは一番上の写真にもあるように、モンキーバナナのように短めで、でもモンキーバナナよりも太さがあります。

いずれもバナナは青いうちに枝ごと収穫して、軒先などに吊るして熟れるのを待つため、スーパーなどで見かけるときは青々しいものが多いかもしれません。この状態では皮を剥くのもちょっと大変なので、黄色く色づくまで少し待ち、それからいただくのがバナナの食べ方のコツ♪

ちなみに加熱調理してバナナを食べるときの一般的なものが、"バナナ・ルンピア"という、バナナをぶつ切りにして春巻きの皮で巻いて揚げていただく、デザート感覚のバナナ春巻き。

そして写真のように豪快に割ったバナナをココナッツと一緒に煮る(これはあまり甘くなく、デザートというよりはおかず???)お料理など。

他にもパンやケーキに入れてもおいしいのですが、いずれもバナナがとろとろに柔らかくなり、加熱調理用バナナ、結構オススメなんですよ♥

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それからグアムでかなりオススメなローカル・フルーツのひとつに挙げられるのがアボカド。

こちらもかなりいろいろな種類があるようで、季節も微妙にずれているので、今の季節から夏ころまでアボカドの季節が続くのですが、日本で手に入るものに比べて大振りで、写真の用に皮がつるんとしているものが多いのが特徴。

こちらもすでにスーパーでも出回り始めているので、ぜひ見てみてください!

スーパーで触るととても固いと思うかもしれませんが、写真は2日前に買った緑色のアボカドを常温で置いておいたもの。ひとつは皮も黒くなり、まさに食べ頃になりました。右の緑色の方も柔らかくなってきたので、もうそろそろかしら。皮が緑色のままでも食べ頃になるものもあるので、触った感じで判断するほうがいいと思います。ちなみに皮は包丁で剥くことが多いかも。

ココナッツ.jpg

またこちらも有名だけれど実際にフレッシュなものを味わったことのある日本の方は少ないかもしれない、ココナッツ。

『Chamorro Village(チャモロ・ビレッジ)』のナイト・マーケットや『Street Market in Dededo(デデドの朝市)』などで、こうして目の前で割ってくれるココナッツ・ウォーターを飲むことができたり、スーパーでもココナッツの実が売られているので、自宅でココナッツの実を剥くことができる方は、果肉をお料理に使ったりすることもできます。

私は妊娠中のこむら返りを防ぐのに十分なカリウムを摂る必要があるらしく、グアムでは一日一本のバナナかココナッツ・ウォーターを飲むといいと言われるので、ローカルのバナナを買っていました。

でも私はあまりバナナに興味がない上に、夫も食べないし、何よりバナナって一度に熟してしまい、毎日食べていても気がつくと半分くらいダメにしてしまっていることも...。

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そこで最近、スーパーでココナッツ・ウォーターを買って飲むようにしたところ、ぴたりとこむら返りが起きなくなりました!

写真はスーパーで買えるココナッツ・ウォーターの中で私が気に入っているもの。

製造業がほとんど存在しないグアムなので、グアム産のココナッツ・ウォーターを飲むには、自分でココナッツを買ってくるか拾ってきて、自分で割って飲むしか毎日いただく手段はありませんが(笑)、海外からのインポートになってしまうけれど、ココナッツ・ウォーターがお手軽に買えるのはやっぱりグアムらしいところ:)

写真のブランドのココナッツ・ウォーターはお砂糖などが添加されてなくて、濃縮還元ジュースでもない100%のものなので安心ですよ!

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最後にちょっと日本では珍しいところで、スター・アップルをご紹介しましょう。

写真のようなフルーツで、こちらも結構いろいろなところで自生しているのをみかけます。

フィリピンではスター・アップルといい、グアムではスター・フルーツという、というようなことを聞きましたが、果たして本当なのかどうかは不明です。ごめんなさい!

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このように縦半分に切ると中の果肉は真っ白でやわらか。皮以外をスプーンですくってそのままパクリといただきます♪

スター・アップルは皮が緑色のものと赤色のものがあり、赤色のもののほうが甘いらしいのですが、私はこの緑色のものしかいただいたことがありません。

いかにも南国のフルーツらしく、ねっとりとした食感で、女性好みかもしれないですね。

他にも南国でしか食べられないフルーツはたくさんあるのですが、グアムの方はあまり農業をしないので、ほとんどが自生しているものを取って食べたり、売ったりするという感じで、スーパーなどに出回るものはほんとう〜に少しだけ。

なのでローカル・フルーツを食べたいなら、週末の早朝に出る『Street Market in Dededo(デデドの朝市)』や、各村で年に1回ずつ開催される『フィエスタ』と呼ばれるお祭りに行ってみるのがオススメ!

季節的に旬のフルーツがいただけるのではないかと思われる4月から6月の注目のイベントはこのような感じ。

● 今年から5月に開催されることになった『Guam Micronesia Island Fair(グアム・ミクロネシア・アイランドフェア)』(今年は5月17日〜19日)

● ツアー・バスも出る予定なのでツーリストの方にも行きやすいと思われるフィエスタ(ツアー催行に関してはラムラムツアーズ(TEL:+1-671-649-5314)にご確認ください)。

   ー Merizo(メリッソ)村(今年は4月28日)

   ー Santa Rita(サンタ・リタ)村(今年は5月19日)

   ー Tamuning(タムニング)村(今年は6月16日)

他に、4月には数年前から始まった『Talofofo Banana Festiva(タロフォフォ・バナナ・フェスティバル)』(今年は4月19日〜21日)もありますが、こちらは今のところ盛り上がっていると聞いたことがないのでちょっとわからないかも...(苦笑)。出産予定日の直前なので、もしまだ生まれていなくて行かれそうだったら様子を見てきますね(笑)。

いずれにしても、これから6月まではグアムのローカル・フルーツを楽しむ一番いい季節!

どうぞグアムの野生の味を味わってくださいね:D

4月のお題 "この街で食べておきたいフルーツ"

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