ギルフォードと不思議の国のアリス
こんにちは! イギリス・ギルフォード特派員の吉村です。
今回は、皆さんご存知、不思議の国のアリス。世界中で愛読され日本でも広く読まれている児童書ですが、その著者として知られるルイス・キャロルはここギルフォードに縁があったりするんですよ。彼は生前、ギルフォードにある家「The Chestnuts」を姉妹のために借りていて、彼自身も本拠地であるオックスフォードのクライストチャーチから、しばしばその家を訪れていたのだそう。そして彼が死後に埋葬されたのもギルフォード、マウント・セメンタリーという場所なのだとか。
今回は、そんな繋がりから建てられたギルフォードのアリス像を、紹介していこうと思います。
◆アリスとウサギの像◆
まず、ギルフォード中心部、ハイ・ストリートから徒歩3分ほど、小川のほとりの芝生の上に、駆けるウサギとそれを目で追うアリス、そして本を読み聞かせる姉の姿を見ることができます。これは児童書「不思議の国のアリス」の冒頭部分からきていて、この像が建てられたのは1984年のことでした。
アリスは、姉の語る物語よりも、白ウサギが気になって仕方ないようです。
よく見るとウサギの先には穴があって、そこが奇妙な物語の入り口になっているみたいですね。
◆鏡の国のアリス◆
それから、次に見つけられるのが、鏡をすり抜けようとしているアリスの姿です。これはギルフォードの中心部であるハイ・ストリートから歩いて5分ほどの場所にあり、物語「鏡の国のアリス」をイメージしたものとなっています。実は、彼が「鏡の国のアリス」を書きあげたのは1871年、ギルフォードに滞在中のことでした。像自体が建てられたのは、1990年だそうです。
鏡の国のアリス像は、ギルフォード城にほど近い場所にあります。
お城に手を伸ばしているようにも見えますね。
◆まとめ◆
以上、アリスとギルフォードでした! なにかの縁でギルフォードを訪れることがありましたら、ぜひアリスたちにも会いに行ってみてくださいね。
◆参考資料◆
BBC "How Lewis Carroll invented Alice"
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