ギルフォード、ハイ・ストリートを歩こう
こんにちは! 今日書くのは、ギルフォードの中心部、ハイ・ストリート(High Street)についてです。
地元の人のショッピングの中心地。お洒落な洋服屋さんが色々並んでいます。見て回るだけでも楽しい。それから、他にも本屋さんや、薬局、M&SやSainsburyとかもあって、生活のものはここに来ればだいたいそろいます。それぞれ古い建物を改装して使っているというだけあって、「イギリス!」という感じの綺麗な街並みです。中央は石畳になっています。
そして、この通りでひときわ目を惹くのが、豪奢な時計。
ギルフォードのシンボルのような存在です。
資料(後述)によると、ギルドホールにかかるこの時計は、1683年からこの場所にあるそうです。John Aylwardという人物によって作られたものだと言われていて、彼はギルフォードでビジネスを始める自由を見返りに、この時計を寄贈したのだとか。
それから、時計の向かいにあるのが、トスカーナ式のTunsgate Arch。建てられたのは1818年のことで、ここは穀物市(corn market)が開かれていたそうです。
いまはこの場所で、パン屋さんbrown breadがテントを張ってお店を出しています。
そして、ハイ・ストリートを上まで行ったところで見えてくる、なにやらすごい建物が、アボット病院。
1622年に完成した、チューダー式の煉瓦造り。と言っても、チューダー朝最後の君主・エリザベス1世が1603年に亡くなり、そこでステュアート朝に変わっているという事実からもうかがえるように、完成時は既に少し流行遅れの型でもあったようです。それでも、素敵ですよね! 似たような形を見たことあるような......と思ったら、ロンドンのハンプトン・コート、それからケンブリッジ大学やオクスフォード大学の一部の校舎も、このチューダー式なのだそうです。
以上、ギルフォードのハイ・ストリートでした!
ついでに、今回歴史の部分で参考にしたのが「Guildford As It Was」という本。1978年発行という少し古い本ですが、写真もたくさん載っていて、ギルフォード好きのひとのための一冊という感じでした笑
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