イギリスで出会ったカルチャーショック
こんにちは。もう2月も中旬ですね! 朝は7時にはもう大分明るくなっているのと、夕方も五時を過ぎても外はまだ薄暗い程度で、日が伸びたのを実感するこの頃です。
突然ですが、今日書くのはイギリスで見つけた小さなカルチャーショックについて。
正直に書けば、やっぱり事前に情報がインターネットで手に入ったからか、イギリスに来て「すごいカルチャーショック!」といったようなことに私はあまり出会わなかったのですが、それでも「え、そうなんだ!?」という出来事はやっぱりたくさんありました! 今日はそんな体験談からまとめていくつか書いていこうと思います。
◆日曜日にはお店は早く閉まってしまう◆
イングランドにある大きなお店は、日曜日は早く閉まってしまいます! 大きなスーパーでも午後4時に閉店、なんてことも。
調べてみると、これは日曜日の営業に関する決まりが関係しているのだとか。イングランドとウェールズには、小売商人の営業時間に関する法律(Trading hours for retailers)というものが適用されるそうです(英国政府のページ)。280平方メートルを超える広さのお店は、日曜日は6時間(朝10時~夕方6時のなかのいずれかの時間から6時間)のみの営業、そしてイースターとクリスマスにはお店を閉めなくてはいけない模様。
日曜にショッピングをしようと思っても、朝が遅かったりすぐに閉まってしまうということもあるので、ご旅行の際にはご注意くださいね!
◆スーパーに寿司が置いてある◆
なんと、スーパーで寿司のパックを見つけるということがよくあります。Tescoなどのチェーン店には結構小さな店舗にも結構な割合で置いてあるはずです。
日本では「昼食に寿司」とかいうのはあまりないかと思うのですが、イギリスでは割と主流のようですね! ちなみに「日本人ってやっぱり自分で寿司作るの?」というのはよく訊かれて、しばらくの間は「自分で魚をさばいたりはしないかなぁ」と答えていたのですが、恐らく巻き寿司の意味なのかもしれませんね! イギリス人の友達に「寿司作ろう!」と言われて行ったら巻き寿司を作る会でした。
◆思ったよりも「外国人」扱いをされない◆
ギルフォードの街を歩いていたり、日帰り旅行でロンドンを歩いていたりすると、ヨーロッパ系の見た目の人にも「××ってどっちですか」と訊かれることが結構あります。この前はロンドン、トラファルガー広場あたりを歩いていたときに「ウェストミンスター駅はここから歩いてどのくらいかかりますか」と、英語の発音からイギリス人かなというような人に訊ねられました。そういう、「外国人な見た目の人に道を訊く」ということは日本で過ごしていた頃私の周りではなかったので、今でも少し新鮮な気持ちです。
イギリス、特に色んな国の出身の人が多く住んでいるロンドン周辺は、「外国人」に対する心理面での受け入れ態勢が進んでいるのかなと、そんなな気がします。私の大学のレクチャーもイギリス人ではない(非ネイティブスピーカーの)先生が担当していることも多く、理解もあって、「外国人」の私も過ごしやすい日々を送っています。
が、最近のイギリスではEU離脱の話もあり、もしかしたらそれが雰囲気に変化をもたらすかもしれませんね。
◆路上駐車◆
イギリス、道路の脇に車が並んで止めてあるという光景は、よく目にします! ロンドンでもたまに見ますが、これはロンドンの外でも同じこと。もちろん街の中心部等、路上駐車が禁止されているところもあるそうですが、場所によってはこのような路上駐車も可能な模様。最初はびっくりしましたが、見慣れてしまえば日常の光景です。
◆エレベーターに「閉」ボタンがないことが多い◆
すごく地味な話なのですが、エレベーターに「閉」ボタンがない所が多いです! 日本では「閉」ボタンがないエレベーターというのを私は見たことがなかったので、押そうと思って探してじゃっかん戸惑っていることも。そのまま待っていれば閉まります。
◆知らない人でも目が合ったらにっこり◆
そして最後に、イギリスの素敵な文化。道端で知らない人と目が合ってしまった、という時に、にこりと微笑むのがイギリス流みたいです。日本では目が合わなかったことにしてそのまま逸らす、という感じで過ごしていたのですが、微笑みかけられるとちょっと幸せ度がアップするような。イギリスで出会った、私が好きなカルチャーショックです。
以上、私が感じたイギリスのちょっとびっくりするような体験を幾つか挙げてみました。ただ、私の周りや私自身の話で、イギリス全土での統計を取った話でもないので、もし他の情報と食い違うというようなことがありましたら、こちらは個人の体験なのだと思ってくださいませ! そしてイギリスにご旅行の際は、色々な「違い」を探してみてくださいね。
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