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ドイツ/ハンブルク特派員ブログ 中村 ふみな

ドイツ・ハンブルク特派員が現地からヨーロッパ地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。


ハンブルグから週末の小旅行。

今回はハンブルグから南へ250㎞離れた世界文化遺産ゴスラー&ランメルスベルク鉱山を訪れました。

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旅行の始まりはこちら、ゴスラーから約6㎞離れたランメルスベルク鉱山。1988年に閉山するまで1000年以上もの間、銅、鉛、亜鉛が採掘されていました。1992年には”鉱山の仕事全般を今に伝える貴重な史料が地上、地下ともに存在しており、その歴史的価値が高い”(パンフレット『人類の文化遺産:ランメルスベルク』)事から世界遺産に指定されています。

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地質や鉱物、また鉱山の発掘の歴史が展示された博物館も興味深いのですが、それよりお勧めなのが坑道を見学するコース。坑道を見学するコースはいくつかありますが、チケット販売の方が薦めてくれた予約不要の「Feuer und Wasser: Der Roeder-Stollen(火と水:ロォーダー坑道)」に参加しました。所要時間は1時間15分。200年前に掘られた坑道と水車を見学するツアーです。

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細長い坑道を、ガイドを先頭に進んでいきます。

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予約不要のこのツアーはドイツ語のみなので、言葉が分からないと歩いて見るだけになります。が、ひんやりとした坑道を奥へ奥へと進んでいくのはスリルがあり、言葉が理解できなくても参加する価値はありますよ。

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ツアーの後半に度々通り過ぎる巨大な排水用の水車は圧巻です。まだ機械も電気も十分に発達していない時代に、重い木材をここまで運んで、暗い坑道内でこのような巨大な水車を組み立てたそうです。

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この「Feuer und Wasser: Der Roeder-Stollen(火と水:ロォーダー坑道)」ツアーは、最後に101段の急な階段を上がり地上に戻ってきます。1時間以上坑道を歩いた後なので、大半の人が10段くらいから息を切らしながら上がっていました。ガイドの方が「この坑道ツアーのガイドになってから10㎏痩せました。暴食してももう太りません」と言っていたのも納得です。

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体力に自信のない方は、トロッコに乗って坑内を見学する「Mit der Grubenbahn vor Ort: Bergbau im 20. Jahrhundert」というコースもあります。

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ちょうどトロッコが出発していきました。小学生の修学旅行のようでしたが、坑道に入った瞬間から悲鳴が聞こえたり、歌声が聞こえてきたり。なんだか楽しそうです。こちらも予約不要で参加ができます。

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その他、Perspektivwechsel: Fahrt mit dem Schrägaufzugのコースでは、スライド式のリフトに乗って100メートルまで上がります。ガイドによる説明付きで所要時間は20分。鉱山からの眺めを楽しめるそうです。(このコースは4月1日~10月31日まで)

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ランメルスベルク鉱山は、予想以上に見応えがあり、学ぶ事も多い世界遺産でした。鉱山までの交通機関がバスのみと不便ではありますが、ゴスラーまでお越しの方には是非お勧めです。

ランメルスベルク博物館&鉱山(Rammelsberg Museum & Besucherbergwek)

定休日無し(12月24日、31日は休み)


2018年7月30日

私の周りでは、小旅行にNordsee(北海)が人気です。Nordseeが会話に上がると、大抵耳にするのが「あら、素敵!私もね、●●にNordseeへ行ったのよ~。良かったわ~」とか「Nordsee良いわね~。私はOstsee(東海)もお気に入りなのよ」といった感想。

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水着が苦手なので海はあまり好きではないのですが、好評な理由を知りたくてNordseeを訪れてみる事にしました。Nordseeは広範囲なので、ハンブルグから近く、初心者でも楽しめそうなクックスハーフェンへが今回の目的地です。

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観光の始まりは海から。クックスハーフェンで賑わうビーチDuhnen(ドゥ―ネン)へ向かいます。

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ちょうど干潮時。Neuwerk(ノイヴェアク島)へ向かう馬車が出発していました。

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早速靴を脱いで干潟を歩いてみましたが、ヌルっとした砂が足をくるんで気持良い!ビーチから近い干潟ならば素足がお薦めですが、かなり奥まで歩く場合には干潟ウオーキング用の靴があると安心です。奥に進むにつれ貝やカニなどが増え、避けながら歩くのが大変になります。靴はお土産屋や観光インフォメーションセンターで10€程で購入できます。

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ビーチでは、このようなStrandkorbと呼ばれるビーチチェアを借りて、日向ぼっこをしたり本を読んだりして過ごせます。(写真時は午後20時。日中は多くのチェアが貸出されていました)

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私達はじっとしていられないので、観光地を巡ります。

船乗り場のAlter Hafen (アルターハーフェン)&写真スポットのAlte Liebe(アルテリーベ)

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ここからアザラシ見学船(子供連れのご家族にお勧め)や、近隣にある島(ヘルゴランドやノイヴェアク)への船に乗船する事ができます。私たちが訪れた際には警察船が出航準備中でした。

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Alter Hafen (アルターハーフェン)に隣接したAlte Liebe(アルテリーベ)では、行き交う船を眺める事ができます。ですが、ただ広がる海を眺めるより、ビーチと海の組み合わせが素敵なもう一つの写真スポットKugelbake(クーゲルバーケ)の方が気に入りました。

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Kugelbake(クーゲルバーケ)

ここより左側は砂浜のビーチが続き、右側は芝のビーチが広がります。

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クックスハーフェンでは、その他にもSchloss Ritzebüttel(小さなお城)やWattenmeer Besucherzentrum(ヴァッテン海情報館)の見学、Fischmeile(フィッシュマイル)で魚料理を食したり、離島を訪れたり、アクティブタイプの人でも十分楽しめますよ。天気の良い週末に是非小旅行などいかがでしょうか。


2018年7月 5日

前回紹介した世界遺産のWattenmeer(ヴァッテン海)を歩いてたどり着ける島Neuwerk(ノイヴェアク島)。この島、ハンブルグに属するんです。ハンブルグより西南に100㎞離れ、面積はおよそ7,6 km²と八丈島の約10分の1、40人近くの人が住んでいます。

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徒歩でこの島に着くと最初に案内版を確認する事ができます。でも、正直何処に行けば良いのか分かりません。。困りました。なので、人と馬の流れについて左へ進みます。

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まずは、足洗い場がありました。

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そして分かれ道。

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この看板のある丁字路を右に曲がると、お手洗いやこの島の見所である1310年に建てられた灯台に辿り着けます。

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灯台を左手に確認しつつ更に島の奥へ15分~20分ほど歩くと、テラス席がお客さんで賑わっていたホテル&レストランHotel Nige Husがあります。私たちはここで遅めの昼食をとりました。

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島に着いたらもう歩きたくない、お腹が空いた、乗船時間が迫っている、という方はこの丁字路を右手に確認しつつ、更に真っすぐ歩いてください。5~10分ほど歩くとレストランがあります。灯台の側にも軽食屋さんがあるのですが、どこか入り難い空気が漂い、お客さんが誰もいませんでした。

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徒歩で入島した場合は、このレストランが一番近くて見つけやすいと思います。

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Das alte Fischerhaus

このレストランは、乗船時間までの時間つぶしにも良いかもしれません。このレストランから船着場まで徒歩で10分~15分ほどです。

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レストランを出て更に島の奥へ進んでいくと、Uカーブがあります。これを曲がると数百メートル先が乗船所です。道中に道案内看板などがないので、これまたちょっと不安なのですが、人の流れについていきます。

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チケットの販売は出発の1時間前から。チケット予約(未払い)をした場合も、列に並んでチケットを購入します。

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さて、入島してから乗船までの時間が4時間ほどあると、食事後は何をしようか考えてしまいます。ここにあるのは自然。芝に寝っ転がってのんびりでも良いのですが、せっかくなので島散策する事にしました。この島は案内板や案内図がほとんどないので簡単な道(島の内側をぐるっと囲った小高い道)を歩いて島の内側を一周します。

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道中で出合うのは、馬とか

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渡り鳥。あまりにも自然すぎて、時々人とすれ違うとどこか安心します。

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3月~5月は数百万もの渡り鳥(カオジロガンとコクガン)がこの島で休憩をするようです。私たちが島を訪れたのは6月でしたが、それでも多くの鳥が私たちの周りを飛び交い、鳥の鳴き声で私たちの話し声が消されるほどでした。

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島の内側一周は約1時間~1時間30分ほど。一本道なので道に迷う心配もありません。乗船までの時間があり、体力も残っている方にお勧めです。


2018年7月 2日
2018年6月29日
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  • 特派員プロフィール
  • ハンブルク特派員

    ハンブルク特派員
    中村 ふみな
    2010年秋よりドイツ暮らし。飲食店の広報(東京)、PRの修士(スコットランド)、日系旅行会社にて旅行手配(フランクフルト)を経て、現在はハンブルグ郊外で主婦生活。ハンブルグを中心とした北ドイツの美味しい事、役に立つ事をお届けします。 DISQUS ID @Hhtokuhain

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