年末年始の準備に

公開日 : 2017年12月29日
最終更新 :

冬至もクリスマスも過ぎ、今年も残り数日となりました。

クリスマスが終わってしまったのを残念に思いつつ、ソワソワと大みそかの準備を始めます。

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まず、新年を迎えた際に打ち上げる花火。

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ただ、日本のような繊細な花火ではなく、、、ロケット、回転、爆竹といった、大きな音の出る花火ばかりです。

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元々は、年明けに花火をするのは、音(騒々しい音)と光で悪霊を追い払うという意図があったからだそうです。現在では単純に花火を楽しんでいるだけの方が殆どのように見受けられますが。

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その他に準備するのはゲストへのプレゼント。

大晦日は、家族でしんみり過ごすクリスマスとは異なり、友人やご近所、親族などと賑やかに過ごしますが、その際に贈り贈られるのがドイツで「幸運」とされているもの。四葉のクローバー、煙突掃除人、豚、てんとう虫等がモチーフになった物です。

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四葉のクローバー

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四葉のクローバーは日本でも幸運を呼ぶものとして有名ですよね。本来は自然のクローバーから見つけ出した四葉であるべきなのですが、見つけるのは大変なので、販売用に栽培されています。

煙突掃除人

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中世は暖炉からの火事が少なくなかったようですが、煙突掃除によって火事の元を一つ減らすことが出来ました。そこから、煙突掃除人=幸せを呼ぶ、と連想されるようになったと言われているそうです。言われは他にもあり、煙突が詰まると暖かい料理が作れなかったから、煙突掃除人によって暖かい食事が作れたから、というのもあります。

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てんとう虫

てんとう虫は、アブラムシやカイガラムシを食べてくれるので、畑にてんとう虫が飛んでいると豊穣だとされていたそうです。

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豚が縁起物とされるのは、古来より多産な事から子宝に恵まれるとされた、中世の頃、豚を沢山所有していると豊か、食べるものに困らないとみなされた、などの言われがあるようです。小さな置物やチョコレートの豚もありますが、北ドイツらしくマジパン(アーモンドペースト)の豚などいかがでしょうか?ほっこり可愛い大きさです。マジパンのもったり感が苦手だという人もいますが、我が家ではお茶請けとして、ちょっとずつ消費しています。

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これで今年最後の投稿となります。どうぞよいお年をお迎えください。

そして、来る年が幸多き一年でありますように。

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