世界遺産Wattenmeer(ヴァッテン海)を歩いてノイヴェアク島へ

公開日 : 2018年06月29日
最終更新 :

ハンブルグから、頑張れば日帰り旅行でも行ける世界遺産のWattenmeer(ヴァッテン海)。ただ歩くのもどこか物足りないので、干潮時に歩いて行けるNeuwerk(ノイヴェアク島)までの12㎞に挑戦する事にしました。

出発地点は2つ。Cuxhaven(クックスハーフェン)から近いDuhnen又はSahlenburg。島までの距離はDuhnenからは12㎞、Sahlenburgからは10㎞。私たちはホテルの関係でDuhnenから出発です。

IMG_6288.JPG

出発したのはこの日の干潮時間12時30分。天気は晴れ時々曇り、水温は18度。歩くには最適の天気でした。

出発場所が分かりにくいのですが、Duhnenの観光インフォメーションから近い沿岸より馬車が出発していたので、それに続くことにしました。

IMG_6286.JPG

島までの道のりは、目印として配された藁に沿って歩いていきます。

DSC_1738.JPG

歩き始めてから最初の1時間は、心地よい潮の香りと、どこまでも続く干潟に、写真を撮ったり貝を拾ったりして楽しみながら歩きました。

DSC_1745.JPG

徐々に難関が。腰近くまで水が残っています。水の流れはありませんが、水の深さが分かりません。

DSC_1750.JPG

ここで引き返す人、立ち止まって困っている人、先に通過した人が通った道をたどって前に進む人、様々です。ここで溺れても誰も助けてくれそうにないので、一瞬怯みましたが、先に進む人が大半だったので、リュックを頭上に先へ進む事にしました。

.

その後、脛近くまで水が残っている個所がいくつかありました。

DSC_1769.JPG

目的地の島は近づいてきますが、なかなかたどり着きません。休憩する場所がないので、重くなってきた足を励ましつつ、ひたすら歩きます。

DSC_1778.JPG

馬車の他に、乗馬で島まで行く人も。あぁ乗せて欲しい。。

IMG_2909.JPG

余談ですが、道中に所々このような檻のようなものが立っています。荒天や満潮などで水が上がってきた時の避難所です。

DSC_1759.JPG

歩くスピードが遅いので、観光局で出ている所要時間2時間半より30分遅く、3時間で島に到着しました。

DSC_1804.JPG

.

【島までの干潟ウォーキングに興味のある方へ】

*島までの道は分かりやすいのですが、ウォーキング途中に問題が生じでも誰も助けてくれません。また助けも簡単に来れません。その為、ご自身で十分な情報が取れなかったり、体力やコミュニケーションに不安がある方は、ウォーキングガイドツアーをご利用ください。

*干潟方向可能時間と天候には注意して、不確かであれば諦めてください。

*往復徒歩は時間的に難しいので、片道は馬車や船をご利用ください。当日に確実に本土へ戻ってこれるよう事前にご予約ください。

*サンダルや裸足で歩く人もいますが、貝などで足を切る恐れもあるので干潟を歩く用の靴をご利用ください。町のお土産屋さんや観光インフォメーションセンターにて10€ほどで購入できます。長距離になるため長靴は不向きです。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。