世界遺産Wattenmeer(ヴァッテン海)を歩いてノイヴェアク島へ
ハンブルグから、頑張れば日帰り旅行でも行ける世界遺産のWattenmeer(ヴァッテン海)。ただ歩くのもどこか物足りないので、干潮時に歩いて行けるNeuwerk(ノイヴェアク島)までの12㎞に挑戦する事にしました。
出発地点は2つ。Cuxhaven(クックスハーフェン)から近いDuhnen又はSahlenburg。島までの距離はDuhnenからは12㎞、Sahlenburgからは10㎞。私たちはホテルの関係でDuhnenから出発です。
出発したのはこの日の干潮時間12時30分。天気は晴れ時々曇り、水温は18度。歩くには最適の天気でした。
出発場所が分かりにくいのですが、Duhnenの観光インフォメーションから近い沿岸より馬車が出発していたので、それに続くことにしました。
島までの道のりは、目印として配された藁に沿って歩いていきます。
歩き始めてから最初の1時間は、心地よい潮の香りと、どこまでも続く干潟に、写真を撮ったり貝を拾ったりして楽しみながら歩きました。
徐々に難関が。腰近くまで水が残っています。水の流れはありませんが、水の深さが分かりません。
ここで引き返す人、立ち止まって困っている人、先に通過した人が通った道をたどって前に進む人、様々です。ここで溺れても誰も助けてくれそうにないので、一瞬怯みましたが、先に進む人が大半だったので、リュックを頭上に先へ進む事にしました。
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その後、脛近くまで水が残っている個所がいくつかありました。
目的地の島は近づいてきますが、なかなかたどり着きません。休憩する場所がないので、重くなってきた足を励ましつつ、ひたすら歩きます。
馬車の他に、乗馬で島まで行く人も。あぁ乗せて欲しい。。
余談ですが、道中に所々このような檻のようなものが立っています。荒天や満潮などで水が上がってきた時の避難所です。
歩くスピードが遅いので、観光局で出ている所要時間2時間半より30分遅く、3時間で島に到着しました。
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【島までの干潟ウォーキングに興味のある方へ】
*島までの道は分かりやすいのですが、ウォーキング途中に問題が生じでも誰も助けてくれません。また助けも簡単に来れません。その為、ご自身で十分な情報が取れなかったり、体力やコミュニケーションに不安がある方は、ウォーキングガイドツアーをご利用ください。
*干潟方向可能時間と天候には注意して、不確かであれば諦めてください。
*往復徒歩は時間的に難しいので、片道は馬車や船をご利用ください。当日に確実に本土へ戻ってこれるよう事前にご予約ください。
*サンダルや裸足で歩く人もいますが、貝などで足を切る恐れもあるので干潟を歩く用の靴をご利用ください。町のお土産屋さんや観光インフォメーションセンターにて10€ほどで購入できます。長距離になるため長靴は不向きです。
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