夏の幸せ、アイスクリーム

公開日 : 2011年07月08日
最終更新 :

ドイツ人は甘いものが大好き。特にこの時期、アイスは一番人気です。

ドイツの冬は暗く長い。シベリア並に緯度が高いうえ、冬は曇り空ばかりです。そんなドイツで、アイスクリームは春の訪れ、夏の喜びを象徴しています。アイス専門のアイスカフェの多くはイタリア人が経営しており、夏だけ営業して、 冬は祖国に帰ってしまうのが一般的。だからアイスカフェが開いているのは、暖かい季節のシンボルなのです。

1カップ100円程度と安いため、ちょっと小腹がすいたときもぴったり。ドイツ人の友達はいつも3カップ、特別な日には5カップ食べています。チョコレートやチェリーヨーグルトなどスタンダードはもちろんチリ、塩など珍味系も充実しており、何十種類もあります。ドイツ人は年間一人当たり7,7リットルのアイスを消費しているとか。ミルクが濃厚でおいしいから、それもうなずけます。

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それにしてもオープンカフェで堂々とパフェを食べる男の人たちに、最初は驚いたものでした。日本でも最近スイート男子が脚光を浴びているようだけれど、ドイツでは以前から市民権を得ています。老人が杖を横に、パフェをつつく姿もみかけます。しかもその量は半端ではない。アイスやフルーツにソースがどろどろにかかって、山になっています。(写真はスパゲティアイス)

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このごろは夜10時過ぎても明るく、風はさわやかで、ドイツに住んでよかったとしみじみ思う季節です。夕刻ふらりと散歩にでかけ、街をぶらぶらしながらアイスを食べるのは至福のひととき。十分楽しんでおかなければ、と思っています。

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