夏の幸せ、アイスクリーム
ドイツ人は甘いものが大好き。特にこの時期、アイスは一番人気です。
ドイツの冬は暗く長い。シベリア並に緯度が高いうえ、冬は曇り空ばかりです。そんなドイツで、アイスクリームは春の訪れ、夏の喜びを象徴しています。アイス専門のアイスカフェの多くはイタリア人が経営しており、夏だけ営業して、 冬は祖国に帰ってしまうのが一般的。だからアイスカフェが開いているのは、暖かい季節のシンボルなのです。
1カップ100円程度と安いため、ちょっと小腹がすいたときもぴったり。ドイツ人の友達はいつも3カップ、特別な日には5カップ食べています。チョコレートやチェリーヨーグルトなどスタンダードはもちろんチリ、塩など珍味系も充実しており、何十種類もあります。ドイツ人は年間一人当たり7,7リットルのアイスを消費しているとか。ミルクが濃厚でおいしいから、それもうなずけます。
それにしてもオープンカフェで堂々とパフェを食べる男の人たちに、最初は驚いたものでした。日本でも最近スイート男子が脚光を浴びているようだけれど、ドイツでは以前から市民権を得ています。老人が杖を横に、パフェをつつく姿もみかけます。しかもその量は半端ではない。アイスやフルーツにソースがどろどろにかかって、山になっています。(写真はスパゲティアイス)
このごろは夜10時過ぎても明るく、風はさわやかで、ドイツに住んでよかったとしみじみ思う季節です。夕刻ふらりと散歩にでかけ、街をぶらぶらしながらアイスを食べるのは至福のひととき。十分楽しんでおかなければ、と思っています。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。