ギリシアの休日 アテネ編
マニ編に続き、今回はアテネをご紹介します。
マニの後、アテネに一週間滞在しました。
アテネは蒸し暑く、泊まったところはクーラーがなかったので汗をだらだらかきました。しかし、それがかえって新鮮。ドイツにはない暑さで、日本を思い出しました。Tシャツ、ジーンズを着込んでいるドイツと違って、ギリシアではノースリーブにワンピース、短パン姿の人をいっぱい見かけましたが、この暑さでは当然ですね。夏を満喫しました。
7月末にはアテネフェスティバルという芸術祭をやっていました。音楽やオペラを上演していたようですが、残念ながらチケットは手に入りませんでした。けれどポスターだけでもインパクトあり。
冷たいカプチーノ「フレドカプチーノ」が至極気に入りました。アイスコーヒーに、ミルクと氷をシェイクしたものがのせてある。ミルクはねっとりとしていて、コーヒーは冷たくすっきり。ドイツにはない味で、ことあるごとに飲んでいました。アメリカのヒラリー・クリントン外相もアテネ滞在中、お気に入りだったとか。
経済危機といわれていますが、アテネの中心街はバーゲンの時期で大にぎわいでした。しかし各店舗には警備の人が配置されていたり、シンタグマ広場では若者たちがテントを張ってデモ活動をするなど、昨年とは違う光景も見られました。
アテネ特派員の有馬めぐむさんとお会いしました。諸事情によりアテネブログはお休みですが、元気そうでした。ギリシアの生活や経済、犬猫事情など時間を忘れて話し込みました。
夕食に、アルグラ（ΑΡΓΟΥΡΑ）というレストランへ連れて行ってもらいました。魚や貝など海の幸がおいしく、地元の人たちに人気です。前菜や魚料理などいろいろ注文しましたが、米粒がぴちぴちして塩味のほどよいシーフードリゾットは最高。マスタードの入ったズッキーニのサラダも新鮮でした。デザートのレモンパイは、ほどよい酸味の素朴な味わいで、満腹だったのにするするとお腹に。心身ともに満足したアテネの一日でした。
レストラン・アルグラ（ΑΡΓΟΥΡΑ）
住所 ： アギシラウ49-51 ズィズィフィエス (Αγησιλάου 49-51 Τζιτζιφιές)
電話 ： ＋30 217 7173 200
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