ドイツの休日 メルン

公開日 : 2011年08月29日
最終更新 :

先日、北ドイツのメルンという街に遊びに行きました。人口1万8500人の小さな街ですが、中世の街並みが残っており、美しい。大きな公園や湖があり、2泊3日のんびりしました。

この街はティル・オイレンシュピーゲルで、知られています。実在したかどうか不明の人物ですが、1300年に生まれ1350年に死んだとされ、道化師としてさまざま逸話を残しています。ティル・オイレンシュピーゲルはリヒャルト・シュトラウスの交響詩 「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」にもなっています。房のついた帽子をかぶっている影絵がティル・オイレンシュピーゲルを現しており、街のあちこちで見られます。

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街の中心にあたるマルクト広場には市役所やミュージアム、教会があります。ティル・オイレンシュピーゲルの像もあり、観光客が写真をとっています。クアパークと呼ばれる公園ではティル・オイレンシュピーゲルの劇を上演していました。牧師さんをからかうもので、みんな楽しそうに見ていました。ちなみに、ドイツ語の「オイレ」というのは「ふくろう」という意味。だからふくろうも彫られています。

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ワイルドパークではイノシシや鹿に、えさをやることができました。自転車を持っていったので森の中を走り、湖で水浴びをしました。我ながら、なんてドイツらしい夏休み、と思いながら。古い街並みと緑と太陽があれば、ドイツの休日はいつでも上出来です。

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