わたしの街を新発見! 例えばブルグドフル

公開日 : 2011年09月05日
最終更新 :

4日の日曜日、第24回「発見者の日」のイベントが、ハノーファー市内と近郊の市町村で開かれました。自分たちの街のよいところを新たに発見しようというもので、35の自治体や地域が工夫をこらしたイベントを用意。この日は、ゾーン1の路面電車・バス共通一日券4,3ユーロで、市内はもちろん他都市のヒルデスハイムやツェレなど広域区間が乗り放題になるのでお得です。

ハノーファーでも街中心の舞台で生演奏が披露されたほか、ごみ埋立地でカーレースを開いたり、アイレンリーデ森ステーションで生物やエコについで学ぶなどさまざまな催しがありました。市中心地だけで12万5000人を集客。閉店法によりドイツでは通常日曜日小売店は閉まっていますが、この日は多くの地域で店が開かれ、買い物を楽しむことができました。郊外の34箇所のイベント地域にも合わせて7万5000人が訪れました。

私も友人と、ハノーファーから北東へ列車で20分ほど行ったところにあるブルグドルフ(Burgdorf)という街へ出かけました。昔ながらの木組みのうちが並び、中世の面影が残る美しい街で、人口は約3万人です。

大通りにはテーブルが並べられ、みなコーヒーとケーキを楽しんでいました。劇や音楽、アカペラがあり、手作り市では工芸作品が並んでいました。

市役所はもともと1804年に作られたものですが、火災や増改築を経て、1950年より現在の形になっています。

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街中の広場にある聖パンクラチウス教会の塔に登りました。高さ30メートルのところの見晴台まで136段を上ります。細くて急な階段で大変でしたが、上ってみると絶景でした。

教会自身は1295年を起源とし、塔のてっぺんにある鐘は1500年代から時を告げています。

市博物館も、古い木組みの家を利用しており、趣があります。

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「発見者の日」のイベントは、地域おこしの一環ですね。

地元の人は劇や歌を準備するなど、年に一度のイベントを楽しみにしており、訪れる方もプログラムをじっくり見て、今年はどこに行こうか、どこに面白いものがあるだろうか、と楽しみにしている。私も友達と一緒に相談しながら、普段なら思いつきもしなかったところにでかけることになるので、毎年楽しみにしています。

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