緑の党躍進。ニーダーザクセン州で地方選挙
ニーダーザクセン州で11日、地方選挙がありました。
私の住む州都ハノーファーでも市議会議員選があり、緑の党が躍進しました。
反原発を貫く緑の党が票を伸ばし、中央政府でキリスト教民主同盟(CDU)と連立政権を組む自由民主党(FDP)が票を減らす傾向は、全国どこも同じのようです。
ハノーファーはこれまでも、社会民主党(SPD)と緑の党が政権を握っていましたが。今回の選挙でもそれは変わりません。SPDとCDUが得票率を減らす中、緑の党は7,9%伸ばして21,4%と初めて20%の得票を獲得しました。FDPは前回2006年は6,7%でしたが今回は2,8%と惨敗。左翼党やドイツ海賊党よりも得票率が少なく、国政を担う党の求心力が疑問視されています。投票率は44,6%と、前回より2%ほど高くなりました。
ここ数週間、ハノーファーは選挙運動一色でした。朝市やお祭りなどイベントごとに各党がスタンドを出し、市民に情報を提供していました。赤が党色のSPDは赤いバラを、ひまわりをモチーフにしている緑の党はひまわりの花を配ったりも。10日には現メルケル政権のウルズラ・フォン・デア・ライエン労働相(CDU)もハノーファーを訪れました。
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