クレプケ時計も毛糸で暖かく

公開日 : 2012年01月23日
最終更新 :

ハノーファー市中心部にある「クレプケ時計」はこの冬、毛糸をかぶっています。寒さをしのぐため・・・というのは冗談で、これはストリートアートなのです。

殺風景な景観への抗議の一種として„Urban Knitting"というグループが企画したもの。2005年よりイギリスやフランス、ドイツなどの大都市で、道路標識や木や時計などを鮮やかな毛糸で覆い、街に彩りを与えています。今回ハノーファーでは6人の芸術家や主婦が核になり、10歳から85歳までの多くの人たちが編むのに協力しました。

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「クレプケ時計」は、市民の待ち合わせの場所として親しまれています。東京のハチ公みたいなもの。2005年よりこの時計のデコレーションは「カルチャールームハノーファー地域」という団体が担当しており、いろんな芸術家によって時計がデコレーションされます。今回の作品は、春までの予定です。

手編みだから、編んだ人の気持ちがこもっていてなんとも味わいがあります。今年は暖冬なのですが、時計が毛糸をかぶって暖かそうにしていると、見ている方もほのぼのする。冬至が過ぎ、だんだん日が長くなってきました。春が来れば毛糸は必要なくなるな、とみな心待ちにしています。

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