ドイツ生まれのアート展

公開日 : 2012年07月29日
最終更新 :

ドイツに住む芸術家によるアート展「メイド・イン・ジャーマニー」が開かれています。2007年についで二度目になり、市内3箇所のミュージアムで絵画やオブジェ、フィルム、写真など個性的な作品を披露しています。

ドイツ人による芸術ではなく、ドイツに住むアーティストの作品が計3000平米に展示されています。学芸員が2年かけて400人の中から45人を選出。「超自然的」「今日の中の昨日」「物語性」「手段としてのメディア」 など6つのテーマを決めて選びました。その結果、アーティストはすべて45歳以下で、21人が海外出身者でとなりました。33人がベルリンに住んでおり、ベルリンがドイツアートの最先端であることが証明されました。

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1966年アメリカで生まれたレイノルド・レイノルズは、1930年代にベルリンで制作され政治的な事情により完成にいたらなかった映画「ザ・ロスト」を発見。当時の脚本を元に、古くなった個所を補修し、足りない部分を撮影補足しました。当時の文化や歴史をはじめ、ナチスによる検閲により挫折したドイツ映画社会を照らし出しました。東ドイツ出身のスヴェン・ヨーネは、こじんまりした移動サーカスが興行を終えた跡地を撮影。にぎやかだった場所が空き地に戻り、そこに車やテントの跡が見られる様子を各地で記録しました。

同展は、シュプレンゲルミュージアム(Sprengel Museum)、ケストナーゲゼルシャフト(kestnergesellschaft)、クンストフェラインハノーファー(Kunstverein Hannover)で開かれており、3館共通券は12ユーロ、各館のみは7ユーロ。8月19日まで。

公式サイト http://www.hannover.de/madeingermanyzwei/data/meldungen/migzwei.html

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