地元の魅力を見つけよう。「発見者の日」

公開日 : 2012年09月10日
最終更新 :

10日の日曜日、イベント「発見者の日」がハノーファーや近郊市町村で開かれました。自分たちの街のよいところを新たに発見しようというもの。今年で25回目とあって、各地で充実したプログラムが37つ用意されました。この日だけはゾーン1の路面電車・バス共通の一日券4ユーロ50セント(450円)で、市内はもちろんヒルデスハイムやツェレなど広域区間が乗り放題になりました。

ハノーファー電力公社は、発電所を公開。160年の歴史を持つ消防署や、昔の学校を再現した展示、ノスタルジックな路面電車などさまざまな催しに、10万人が参加しました。ハノーファー中心地でも舞台が6ヶ所設置され、音楽の生演奏が披露されました。路上ではさまざまな団体や子どもの遊びグループがスタンドを出し、おおにぎわい。青空の下、音楽を楽しみながらゆっくりビールを味わう人もいました。しみじみ幸せを感じるのは、こういうときなのかも。市内中心部だけで12万人が訪れ、このイベントで総勢22万人が楽しみました。

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郊外の「アルファソーラー」というソーラーモジュール製造の会社を見学しました。太陽光発電は南ドイツで盛んなせいか、同社は北ドイツのニーダーザクセン州で唯一のソーラーモジュール製造会社です。小さなピラミッド型のガラスが敷き詰められたソーラーパネルは、同社のオリジナル。太陽光を最適な角度で捕らえるため、通常より5%増しで発電できます。多くの会社が海外に拠点を移す中、ドイツの製造業者として頑張っています。子どもたちはソーラーパネルで動く舟を作り、太陽の力を実感しました。

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「発見者の日」は、いろんなプログラムがあり、どれもこれも行きたいところばかり。とても一日では回りきれません。一週間くらいやってくれたらいいのに、と毎年思います。

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