ポーランドの休日。小人が迎えてくれるヴロツワフ

公開日 : 2012年10月22日
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ドイツとの国境そば、ポーランドのヴロツワフに遊びに行ってきました。ドイツ語ではブレスロウといいます。ポーランドで4番目に大きな都市で、人口は63万人。街のあちこちに川が流れ、東欧のヴェネチアと呼ばれているとか。古い教会や建物の間に水があり、小さな橋がかかり、なんとも素敵な風景です。15世紀に建てられたゴシック様式の市庁舎は、荘厳なたたずまいを見せています。写真は街の中心地にある広場。

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街のあちこちに小人の像があります。80年代にヴロツワフでは、共産主義政権を批判してオレンジ運動と呼ばれる反対運動が起こり、小人の格好をしてデモに行ったことから、小人が知られるようになりました。とんがり帽子に鮮やかな服が特徴です。これをきっかけに、現在は観光政策の一環としてあちこちに小人の像が設置されており、広場の片隅や、道路の角っこに小人を見つけることができます。旧市街の本屋さんできいたところによると、200くらいあるとか。街を歩きながら、個性あふれる小人と出会うのは楽しいもの。どうぞと新聞を差し出しているもの、背丈の倍もある石を押しているもの、地下室の門番をしながら眠りこけているもの。どれもユーモアにあふれ、思わずくすりとさせられます。

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けっさくだったのが、この道路標識。自転車と人専用なのですが、子どもの手を引く男性の左手には、倒れた酔っ払いが。ここは公に酔っ払ってもいいところなのか、と一瞬思いましたが、だれかがいたずらで酔っ払いのシールを貼ったものらしいとわかりました。

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私がヴロツワフを訪れたとき、やけに日本人を見かけると思ったら、ちょうど日本対ブラジルのサッカーの国際親善試合があったんですね。試合を見るために日本からやってくるなんて、すごい。私は試合には行かなかったけれど、前日に選手たちを見かけたので、子どもをネタに一緒に写真を撮ってもらいました。試合結果は、残念ながら0対4で負け。その晩見かけた日本人の人たちがみな、みながっかりしているのが印象的でした。この次はガンバレー。

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