ジプシーのような人形劇 ヘルミ

公開日 : 2013年05月03日
最終更新 :

ベルリンからの劇団ヘルミHelmiが子どもから大人までを対象とした劇で人気を集めています。人形劇と書きましたが、人形を使った劇、というべきか。人形が主役ですが、それを動かす人たちもばっちり見えて、それはそれでよい味を出しています。ギターやキーボードで生演奏が背景にあるのもうれしい。明るくてわかりやすい物語、というよりは人間くさい物語です。「動物のサーカスZirkus der Tiere」を見ましたが、動物園をのっとろうとする市長とそれを防ごうとする動物たちの物語。型破りで面白かったです。

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劇はいずれも移動式のコンテナで披露されます。コンテナの前は布がたなびき、洗濯物みたいで、ジプシーの生活を思わせます。会場内も人形も完璧ではなく、なんとなく中途半端な感じ。それがこの劇団の味なのです。

「赤ずきんちゃん」「蛙の王様」などさまざまな演目があります。4月26日から5月5日までリンデン地区のキュッヘンガルテン(Kuechengarten)、5月8日から19日は南町地区のシュテファンス広場(Stephansplatz)、22日から6月2日は街中心部のオペラ広場で開かれています。

午後は大人5ユーロ、子ども3,5ユーロ、夜の部は12ユーロ、学生など7ユーロ

プログラムは下記を参照してください。(ドイツ語のみ)

http://www.staatstheater-hannover.de/schauspiel/index.php?m=360&f=07_seiten&ID_Seite=166

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ちなみに4日は、第12回「劇場の長い夜」が開かれます。午後6時から真夜中まで、オペラハウスや劇場など30箇所でさまざまな劇を上演。前売り券10ユーロで劇をふたつ鑑賞することができます。無料のシャトルバスが走り、ライブミュージックもあり、お祭り気分。演劇好きには見逃せない催しです。プログラムは下記のとおり(ドイツ語のみ)。http://www.langenachtdertheater-hannover.de/wp-content/uploads/2013/04/LNDT_flyer_20131.pdf

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