二階建てバスでハノーファーを再発見

公開日 : 2013年07月25日
最終更新 :

今春より、ハノーファー市内観光2階建てバスが走っているのをご存知ですか。7月20日より二階の屋根をあけてオープンカーで走ることが許可されました。そのバスに乗って、ハノーファーを一周しました。

DSC_0634a.jpg

スタートは、駅前の観光案内所前。夏場は9月30日まで毎日、10時半から16時半まで1時間ごとに出発します。動物園、リスト地域、ヘレンハウゼン王宮庭園、マッシュ湖、市役所を100分で一回り。現在は土曜日の10時半と12時半からの2回だけ、ドイツ語でガイドさんの説明になります。あとはドイツ語のテープの案内で、英語はイヤホンでききます。

乗ってみると、新しい発見がたくさんありました。例えばライプニッツ図書館。州立図書館ですが、収蔵のゴッドフリード・ヴィルヘルム・ライプニッツ(1646-1716年)の往復書簡約1万5000点はユネスコ世界遺産となっています。また、レコードの蓄音機はハノーファー生まれのエミール・ベルリナー(1851-1929年)の発明とのこと。ヘレンハウゼン王宮庭園はフランスのバロック式庭園ですが、領主が英国にいたため改造されず、本場のフランスよりも原型をとどめています。

DSC_0678a.jpg

他にもハノーファーの経済や失業率、アート、時事について説明があり、聴き応え十分。何より青空の下を走るのが最高です。空と木々が交互に頭上をいきかい、ハノーファーは緑が多いことをつくづく実感。地味で観光客は少ない街だけれど、なかなか捨てたものではありません。日本語がないのは残念。そのうちできるといいですね。

大人一周13ユーロ。途中乗り降りできる一日券は15ユーロ。割引8ユーロ。4月19日から30日までと10月1日から31日は一日4回。10時半から16時半まで各2時間ごとのスタートになります。

公式サイト(ドイツ語)

http://www.hannover.de/Tourismus/Sehensw%C3%BCrdigkeiten-Stadttouren/Stadttouren/%C3%96ffentliche-Stadttouren-und-F%C3%BChrungen/Hannover-im-Cabriobus-entdecken

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。