ベトナムで一番人気のショコラトリー Maison Marouでハッピーバレンタイン!

公開日 : 2018年02月05日
最終更新 :
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バレンタインデーがもうすぐですね。

そこで本日は、ベトナムで最も有名なチョコレートメーカー「Marou(マルゥ)」と、そのお店 「Maison Marou(メゾン・マルゥ)」 をご紹介いたします。

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二人のフランス人が作り上げた100%ベトナム産チョコレート"Marou"

Marou(マルゥ)は、Vincent Mourou氏とSamuel Maruta氏の二人のフランス人によって作られたベトナムのチョコレートブランドです。ベトナム産にこだわり、ベトナム南部にあるファームで育った最高品質のカカオを使用。収穫したカカオ豆を、温度に配慮しながらゆっくり時間をかけてローストし、アジアで最初の、また、世界でも数少ない、すべての行程を一から自社で製造する、100%ベトナム産のオリジナルのチョコレートを作り上げました。

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▲ Vincent Mourou氏とSamuel Maruta氏の情熱が注がれた「Single Origin」

土地の個性を大切にした本物志向のチョコレート

最も知られるスタンダードな板チョコタイプ「Single Origin」は全部で6種。カカオ生産に適した豊かな気候と土壌を持つ、ベトナム南部に点在する6つのファームで育ったカカオを使い、テロワール(terroir)=それぞれの "土地を感じさせる風味" を活かして生まれたチョコレートです。

色違いのパッケージに包まれた6種のチョコレートには、生産された土地の名前が付けられています。カカオ含有量が70%~78%と高く、糖分の少ないビターな味わいがとても個性的です。

"テロワール(terroir)"を大切にしたダークチョコレート「Single Origin」は、土地ごとのワインを味わうように食べ比べを愉しむのがおすすめです。ベトナム伝統の版画を用いてデザインされた美しい包装紙にもぜひ注目を。

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▲ チリやスパイスが効いたチョコレートも絶妙!

その他のシリーズも魅力的です。「Origin Plus」は、美食の宝庫として知られるダラットで生産されたアラビカ種のコーヒー豆をブレンドしたもの、ベンチェ産のココナッツをブレンドしたものなど2種類が販売されています。

「Rare Origin」には、International Chocolate Award 2014においてゴールドメダルを獲得したカカオ85%の究極のダークチョコレートや、シナモン&ハニーが香るスムースな味わいが楽しめるものなどがあります。

更には、イギリスにある名門フレンチレストランMichel Rouxや、エールフランスなどとのコラボレーションほか、シーズナルなチョコレートも販売。今の季節は、テト正月に合わせた限定のスペシャルチョコレートが出ているので、タイムリーな新しい味もぜひ試してみては。

※店頭販売のみ

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Les Espoir Du Salon Du Chocolat De Paris 2012 Gold Award

Academy of Chocolate London 2013 Gold Medal

Int'l Chocolate Award New York 2014 Gold Medal

Best in Show N.W Chocolate FestivalSeattle 2014

これらは、Marouが受賞したアワードの数々です。「The New York Times」、「Le Figaro Magazine」などにも紹介され、世界的にも高く評価されています。

天然のカカオの風味を損なわない本物のチョコレート、大人が愉しむチョコレート、そんな印象を持たせてくれるMarouの製品は、ワイン、ウィスキー、ブランデーそして焼酎など、お酒と合わせていただくのも素敵だと思います。また、ビューティ&ヘルシー志向の方々にもお薦めしたい一品です。

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▲ Stéphanie Aubriot氏が手掛ける美しいチョコレートスイーツ

Marouの"すべて"が愉しめるスタイリッシュなショップ

Marouの直営店「Maison Marou」は、ホーチミンに一号店が作られた後、2017年に二号店がハノイにオープンしました。

カフェを併設したお店では、基本のMarouの製品ほか、ショップ限定オリジナル商品「Maison Marou」が販売されています。「Maison Marou」は、ジンジャー、チリなど、スパイシーなフレイバーほか、ライスパフやカシューナッツなどスィートなものなどレンジの広いラインナップ。粒タイプのチョコレートも店頭に並び、好みのチョコレートを選び、ボックスに詰めるオリジナルギフトもアレンジもできます。

"作り立て"フレッシュなケーキが至福のカフェ

店内のカフェでは洗練された極上のチョコレートスイーツが味わえます。Maison Marouのメニューは、Stéphanie Aubriot氏が手掛けたもの。Aubriot氏は、パティスリーの世界で有名な Olivier Bajardや、イギリスの名門フレンチ Michel Rouxを経て、インターコンチネンタル・ダナン・ペニンシュラリゾート内にあるミシュランシェフが手掛けるレストラン「La Maison de 1888」のパティシエ長を務めたキャリアの持ち主です。見た目の美しさはもちろん、チョコレートの魅力を存分に生かした極上スイーツが揃っています。

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▲ 人気のマカロンはコーヒー、キャラメル、パッションフルーツの3種

驚きなのは、レジで注文してから作られる"作り立て"がいただけるケーキ類。

トップのコーティング、中のガナッシュ、そこに板チョコが入り、チョコレートのテクスチュアの違いを活かした多様な食感が楽しめる「エクレア」は見事な出来栄えです。その他のケーキたちにも、随所にサプライズを感じる繊細な"味の仕掛け"が。ぜひ味わって、そのこだわりの美味しさを発見してみてくださいね。

店内ではカカオ豆の選別、ケーキ制作風景など、様々な作業工程をガラス越しに見ることができ、ハンドメイドを大切にするMarouならではのこだわりが感じられることでしょう。

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濃厚を極めるチョコレートドリンクを身体に充填!

冬があるハノイの寒い日におすすめなのはホットチョコレート。カカオから自社製造するショコラトリーならではの、本格的なホットチョコレートが贅沢に味わえます。その味は風味豊かで、こっくりとしてまろやか。濃厚なのに甘さがほどよく絶妙。チョコレートのボールドなアロマがしっかりと感じられ、飲めばカラダにエネルギーがグングンと入って行くような感触。まさに大人が味わう上質なホットチョコレートです。

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▲ 今日はシナモン&チリをチョイス。「Minty」ミントチョコレートも美味です。

Marou を更に楽しむ店内のアイテムたち

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店内に置かれた瓶の中には、Marouのチョコレート製造の要、ローストされたカカオが入っています。自由に味見ができるので是非試食を。指先でカカオ豆を割り、中の部分を食べます。カリカリと歯ごたえが良く、Marouのチョコレートを彷彿させるビターな味わい。Marouの原点を感じることができます。

※試食の際は、一言スタッフに声掛けを

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もうひとつご紹介するのは、カフェの天井高く下がるモダンなシャンデリア。よく見ると、その正体はチョコレートを流し込むプラスチックの型でした。フレンチシックにまとめられたセンスのよいインテリアも、ちょっと笑顔になれる愛らしいアイデアがここに。品質に自信があっても気取らない、これもMarouらしさですね。

※ Maison Marou, Hanoi店にて

ベトナムのバレンタイン事情を聞いてみました

Maison Marouで働くスタッフに「ベトナムのバレンタインデーは?」とお話しをうかがってみました。ベトナムでは、バレンタインデーはカップルで時間を過ごす日。男性は女性のためにレストランを予約したり、プレゼントや花を用意するのだとか。「日本ではチョコレートを添えて、女性が男性に愛を告白できる日」と伝えると、「女性たちから告白?大変ですね!」と少し興奮気味に驚いていました。「もしここが日本だったら、Marouは今頃とても忙しい時期になりますね。でも、それもいいかも」と、笑顔で答えてくれました。とてもまじめでフレンドリー、素敵なスタッフの皆さんです。

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ベトナム旅ではMarouのビターなチョコレートをお土産にどうぞ。そして「Maison Marou」」に来店し、極上のスイーツを味わってくださいね。

それでは皆さま、素敵なバレンタインデーをお過ごしください。

Happy Valentine!

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Special thanks to Maison Marou, Hanoi!

☆Information☆

Maison Marou

Address:

ハノイ店 ※地図に表示

91A Tho Nhuom, Hanoi, Vietnam

サイゴン(ホーチミン)店

167 Calmette, Binh thai ward

Ho Chi Minh City, Vietnam

Open:

9 AM- 11 PM(ハノイ店)

Website:

http://marouchocolate.com/

※ハノイ・ノイバイ空港でも購入できます(Single Originのみ)

Price参考:

チョコレート(Barタイプ) 120000ドン(約600円)~

Single Origin 6種セット(ミニ) 300000ドン(約1500円)

エクレア 70000ドン(約350円)

ケーキ類 120000ドン前後(約600円)

ホットチョコレート類 90000ドン(約450円)~

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▲ テイクアウトも出来ます!

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Photos & writing © Midori Nakagawa

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