【番外イギリス編】パディントンが待っています!ロンドン・パディントン駅

公開日 : 2018年02月28日
最終更新 :
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▲この後ろ姿は誰でしょう?

ベトナム・ハノイ特派員ブログですが番外でイギリス編をお送りしています

本日はロンドンからイギリス各地へ伸びるターミナル駅のひとつ、パディントン駅をご紹介をします。世界中の人々に愛される"くまのパディントン"が、主人となるブラウン夫妻に出会った駅としても知られ、構内にはパディントンの銅像が愛らしい姿で旅人を迎えます。パディントン駅からは、人気のコッツウォルズ方面へ行くグレートウェスタン鉄道や、空港直通のヒースロー・エクスプレスが発着しています。

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▲バース、ブリストル方面へ向かうグレートウェスタン鉄道。手動で開けるドアがレトロ!

ロンドン・パディントン駅についてロンドンには、「ヴィクトリア」「チャリング・クロス」「セント・パンクラス」「ウォータールー」「メリルボーン」など、イギリス各地やヨーロッパへ行く列車のターミナル駅が10カ所ほどあります。その中で、イギリス西部、南西部、ウェールズ南部方面へ行くグレートウェスタン鉄道(GWR)が発着するのがパディントン駅(Paddington Station)です。

イギリス西部、南西部で有名な観光地と言えば人気のカントリーサイド、コッツウォルズ地方です。その起点駅となるモートン・イン・マーシュ、チッペナム、バース、また港町として知られるブリストル、世界有数の大学の街で知られるオックスフォード、ウェールズ南東部の都市カーディフなど、旅人にとって大いに魅力的なスポットへ続く始発駅です。

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▲困ったときにはインフォメーションカウンターへ

広い構内は、初めてのツーリストにもわかりやすくできています。プラットフォームに向かって左手にはインフォメーションカウンターがあり、その頭上には電光掲示板で列車の状況が表示されています。悪天候や故障、事故による遅延、運休もありますので、必ず到着後は情報を確認してください。

Tips:

冬の大雪、洪水などの理由により、これまでも大幅な遅延や運休がありました。各観光地から列車でロンドンに移動後、同日にヒースロー空港入りする方は、時間に余裕を持たせてロンドンに戻る様、旅のプランニングに十分お気を付けください。帰国予定日前後の天気予報やニュースをチェック、運行状況を把握し、悪天候が予想される場合は早めにロンドンに戻る事をお勧めします。

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▲チケット購入窓口のあるオフィスはここ!

乗車チケット購入方法⑴ チケットオフィスで購入

プラットフォーム1番線の並びにチケットオフィスがあります。現金、カード払いほか、乗車時間の相談など、直接口頭で相談ができるので安心です。ただし、混んでいると時間がかかる場合があります。

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⑵ 券売機で購入

セルフ&短時間で購入できる券売機です。しかしキャッシュが使えない(カードのみ可)券売機があるのでご注意を。使い慣れていれば効率よく買うことができます。インフォメーションカウンターの左手他、構内数カ所に設置されています。

⑶インターネットで事前購入

インターネットで事前予約購入が可能です。チケットは早く買うほどリーズナブルになるメリットがありますが、購入決定後の変更、キャンセルは払い戻しができないなど、旅先での急なトラブルなどに対応が面倒というデメリットもあります。現地でチケット受取時は、インターネットで予約購入時の控え(プリントアウト)、購入時に使ったクレジットカードと共にチケット受取時に提示してください。

インターネットによる購入詳細は、直接各社サイトにて最新情報をご確認ください

www.nationalrail.co.uk/

https://www.gwr.com/

チケット購入に不安がある場合は、窓口での購入が最も安全だと思います。出発前日まで窓口での事前予約購入も可能です。イギリスの列車運賃は全体的に高めだと感じますが、事前購入、利用者の少ない"オフピーク"の時間帯を狙えば割引価格で購入ができます。窓口でぜひ相談してみてください。

※チケットには Anytime(いつでも乗車可能)、Off Peak(利用者が少ない時間限定)から選べます。値段の差がかなりあるので、窓口で料金を提示してもらって比較検討を。

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▲掲示板は運航状況を知る大事な情報源

チケット購入後は電光掲示板で運行状況や乗車のプラットホーム番号の確認を。乗車可能(Boarding)になったら、表示されたプラットホームに移動を。構内は広いので思いのほか移動に時間がかかります。

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▲予約席にはカードが斜めに刺さっています

乗車後は座席の確保を。写真のようにカードがある席は予約済みです。座席の予約をしなかった人は、カードのない席に座ってください。

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▲ヒースロー・エクスプレスのチケット窓口

パディントン駅からは、ヒースロー空港にノンストップで行くヒースロー・エクスプレスが発着し、空港各ターミナルへ最短15分(ターミナル2&3)で到着します。チケットはホーム前にある窓口や券売機で購入ができます。(プラットホーム⑥⑦番線)グレートウェスタン鉄道(GWR)の窓口では空港行のチケットは買えないので注意を。

詳細:

https://www.heathrowexpress.com/

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▲サンドイッチやケーキも種類が豊富!カジュアルな和食レストランもあります

構内には書店、ドラッグストアほか、日本でも人気のキャス・キッドソン、パディントングッズ専門店など様々なショップがあるので、早めに来てちょっとしたお買い物も楽しめます。また、カフェ、気軽に食事ができるデリカフェなども豊富。コーヒーやケーキをテイクアウトして列車に乗るのもいいですね。

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▲"PLEASE LOOK AFTER THIS BEAR."

そして、ぜひパディントンに会いに行ってくださいね。

以前は駅エスカレーター下の少々わかりにくい場所に居ましたが、この度の駅舎の改装に伴い、銅像が移動されました。現在はプラットフォーム1番線にある大きな時計の下で待っています。旅行く人が見渡せる広々とした場所で幸せそうです!

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くまのパディントンのイラストが描かれたベンチも新しく設置されました。

パディントン駅を訪れた際は、ぜひパディントンと記念写真を撮って、すてきな旅の思い出を作ってください。

本日はここまでです。

お知らせ:

「ハノイ特派員ブログ」ということで、ハノイ情報のために当ブログを訪れてくださる皆様には心からの感謝と共に、事情により少しの間イギリス編となりますことをお詫び申し上げます。読むべき記事かどうかが一目で区別できるよう、臨時コンテンツのタイトルは【番外○○編】と記しております。内容がハノイ/ベトナム情報かどうか、こちらでご判断いただけると助かります。ベトナムに戻り次第ハノイ便りを再開予定です。それまでよろしくご理解のほどお願い申し上げます。

Photos & writing © Midori Nakagawa

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