ちょっと変わった名前のパブ「黒衣の僧侶」その由来は?
地下鉄ディストリクト線とサークル線が停車するテムズ河畔の駅に、ブラックフライアーズ駅というのがあります。そして、その近くの橋はブラックフライアーズ橋。「黒装束の僧侶」なんて、妙な名前ですよね?
更に、駅からすぐの場所にあるパブも「ザ・ブラックフライアー」というんだから、やっぱり気になります。
そもそもの由来は13世紀、この場所にドミニコ修道会の僧院があったからなんです。彼らは黒い僧衣をまとっていたため、ブラックフライアー(黒衣の僧侶)と呼ばれていたんですよ。
そんなユニークな歴史にならって、約100年前に出来たこのパブも「ザ・ブラックフライアー」と名付けられました。
平日の夕方や夜はすごく混み合うけれど、私達は日曜日の午後に行ったせいか空いてて落ち着けました♪
イギリスのパブは大抵、自分でカウンターに行ってオーダー&お勘定を同時にします。生のエールも揃っているから、じっくり選んでみて。もし迷ったら、気軽に試飲もさせてくれますよ。
私達は食事もしたかったので、奥のテーブル席に座りました。壁や天井や窓なども、お坊さんモチーフで一杯です。笑
ハンバーガーを頼んだら、結構なボリューム!お隣にいたお客さんのフィッシュ&チップスも、女性なら食べきれない量でした。
大手パブ・チェーン「ニコルソンズ」経営で、お値段が高くないのも安心。ブラックフライアーズ周辺に来たら、ちょっとお休憩するのに丁度良いパブです。
The Black Friars
174 Queen Victoria Street
London EC4V 4EG
Tel 020 7236 5474
URL: http://www.nicholsonspubs.co.uk/restaurants/london/theblackfriarblackfriarslondon
筆者
イギリス特派員
小野雅子
在英30年を過ぎました。初めてイギリスへいらっしゃる方にも分かりやすいロンドン観光&文化情報を中心に、イギリス各地やヨーロッパの情報もご案内いたします!
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。