白い恋人?フィンランド編
家から会社への往復、トラムの窓から見えるいつもの風景。
私にとって、そんな平凡な通勤スタイルにいつも温もりを与えてくれるのが、この純白のヘルシンキ大聖堂。
大聖堂前の大階段に座って恋人同士が語りあう姿や、アイスクリームを食べる家族、日光浴をする若者、写真を撮る観光客などでいつも賑わっています。(お酒飲んでる人もいますけど・・・)
この大聖堂はフィンランド福音ルター派教会、ヘルシンキ教区に属していて、普段はミサや結婚式などが行われています。
カール・エンゲルによってにデザインされ、30年間かけてやっと1852年に完成!!ネオ・クラシック様式(新古典主義建築)という建築様式ですごくシンプルな外装と内装になっています。彼の死後、後継者であるエルンスト・ロールマンによって小さなドームが四隅に付け加えられました。
夏の時期は、青空と白い聖堂のコントラストが美しく、冬の時期は雪と共に白銀の世界を演出してくれるヘルシンキのランドマーク。噂ではヘルシンキの景観を壊さない様にこの大聖堂以上の高い建物を立ててはいけないとか、、、なんだか京都みたいですよね。
上記は友人の祖母が見せてくれた60年前の大聖堂の姿の写真。
スウェーデンから独立した時も、ロシアからの支配を受けていた時も、21世紀の今も、そしてこれからも、ずっとこの場所で大聖堂はフィンランドの人々や土地を見守ってくれている感じがするとお話を聞かせて頂きました。
なんだか日本から来た私をも暖かく見守ってくれてる様な気がするそんな夏の午後なのです。
◆Info◆
ヘルシンキ大聖堂
Address:Unioninkatu29
Open:6月~8月 毎日9時~24時
9月~5月 毎日9時~18時
URL:http://www.helsinginseurakunnat.fi/
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