フィンランドでオペラ鑑賞!?

公開日 : 2013年01月16日
最終更新 :

フィンランドといえば、合理化されたモダンな北欧デザイン家具、コンテンポラリーアート、IT先進国 etc、、、とイメージをあげてみるとかなり近代的な国なんだなぁという感じがしませんか?

というよりも、フィンランドの伝統文化って何?って聞かれても、サンタクロースとムーミン(文化の一つ?)と・・・・・シベリウス??くらいしか私は出てきません。

というのもフィンランドはその昔、スウェーデンの一部であり、その後ロシアに支配され、1917年にやっとフィンランド(国)として独立を勝ち取りました。なのでまだ独立して97年ですので、日本と比べるとその独立の歴史は短く感じます。でも短いからこそ、その中で過去の遺産に執着する事なく、新しい自国の文化を生み出し経済成長しているフィンランドの姿には、学ぶ所があります。

昔エジプトを旅した時にエジプト人が言っていた「エジプトにピラミッドがある限り、エジプト人は働かないだろう。」という言葉を思い出します。その逆も然りなのかもしれません。

ですが、一応フィンランドはさすがヨーロッパ大陸エリア、市内にオペラハウスがあります。ヘルシンキ中央駅から徒歩圏内、大体15分くらいでしょうか、湖のほとりに白いシンプルなオペラハウスが佇んでいます。

外装もシンプルながら内装も結構モダンで、シンプルです。

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観客もとてもカジュアルで、着飾っている人がちらほら、後は会社帰りに寄ったという感じの人が大半です。ジーンズの人もいます。

オペラの訳はフィンランド語とスウェーデン語と英語がステージ上の電光掲示板に表示されます。

前半と後半の合間の休憩はロンドンのロイヤルオペラハウスと同じでテーブル席と軽食が予約制。ワインをお供に前半の舞台について語ったりします。(日本は基本立ち飲みですもんね、食べ物もパックのサンドウィッチだし)

肝心のオペラに関しては、かなり演出がモダンに構成されている事が多いです。なので少しミュージカルチックな感じも否めなくないですが、お隣のロシアのマリンスキーオペラやヨーロッパ内の有名な歌手がたまに歌いに来ているので、大当たりの時は大当たりです!

日本でオペラを聴く半額以下で有名な歌手やダンサーの公演を見る事ができます。

こういう時を狙って行けばかなりお得だと思います!

ヘルシンキに行かれる際は、かもめ食堂でディナーをした後、オペラ鑑賞にでも行ってみてはいかがでしょうか?

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