秋のヘルシンキを彩る、ニシンフェスティバルに行ってきました。

公開日 : 2013年10月14日
最終更新 :
筆者 : Viivi

ヘルシンキでは毎年10月のちょうどこの時期に、バルティックニシン市、ニシンフェスティバルがマーケット広場にて開催されます。

毎週1週間弱の開催で、気付いたら終わってしまっているので、今年こそは!!と思い、少し顔を出してみました。

バルティックニシンはフィンランド料理に欠かせないもので、このフェスティバルではニシン漁で実際に生業を立てている漁師さんたちが、自家製のニシン漬けを直接お客さんに売る、というのがこのフェスティバルの主な目的。

漁師さんたちは自分たちの漁船で、ヘルシンキ周辺の諸島から会場となっているマーケット広場来ているので、会場にはこんなに漁船が。

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これは私の推測ですが、顔を出す漁師さんも毎年の顔ぶれがだいたい一緒だと思います。

という事は毎年足を運ぶ常連さんもいるという事。

私もせっかくだから人気店でニシンを買いたい!!と思っていたのですが、今回は最終日に足を運んだので、既に商品が完売したのか誰もいないブースもありました。

来年こそは初日に顔を出してみたいと、来た当初から反省したのですが、最終日のダントツ人気はこの店でした。

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ハロウィンの飾りつけがなんとも言えないくらいオシャレ。

テイクアウトでクハと呼ばれる白身魚の燻製なども出していたらしく、すごい人。

やはり人が人を呼ぶみたいで、店の前は客の熱気でいっぱい。

私は子供と一緒に、ほぼ傍観者の立場でしたので、全然近寄れませんでした。

他にもこんな大きな帆船が。

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これ、なんだと思いますか?

実は船上レストランなんです。

lohikeitto(ロヒケイット)サーモンスープもありますよ、なんて船体には書いています。

こんなとびきり天気のいい秋の日に、船の上で暖かいサーモンスープを頂くなんて、なんてオシャレなんでしょう。

ヘルシンキ周辺の群島に住む漁師さんたちはスウェーデン語系の方も多く、マーケット広場ではスウェーデン語の人たちをたくさん見かけたし、ストリートミュージシャンまでもがスウェーデン語の歌を演奏していたりして、フィンランドにいるのにまるでスウェーデン旅行に来たみたいに、少しワクワクしてしまいました。

お天気がよかったせいか、何だか道行く人たちもニコニコしていて、とても穏やかでアットホームな、フィンランドらしいイベントだったと思います。

今年見逃した方は来年、ヘルシンキのバルティックニシンフェスティバルへ是非足を運んでみてはいかがでしょうか。

さて、このイベントが終わるとここはクリスマスの準備期間。

フィンランドの人たちは、「あ~あ、早くクリスマスになったらいいのに」と毎日のように繰り返しつぶやき始めます。

街中でクリスマスのデコレーションを見かけるようになります。

ショッピングするには一番心の弾む時期になりますね。

次回もヘルシンキから、新しい情報をお届けしますので、お楽しみに。

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