ヘルシンキ・アテネウム美術館にてトーベ・ヤンソン展
みなさん、こんにちは。
お元気ですか？
先週末まで暖かかったヘルシンキですが、寒の戻りでまたまた冬に逆戻り。
公園にチラホラ見え始めた緑の新芽たちも、すっかり雪で覆われてしまいました。
さて、今年はトーベ・ヤンソン生誕100周年に湧くフィンランド。
様々なイベントが各地で行われています。
ヘルシンキの中央駅近くにあるアテネウム博物館では、生誕100周年イベントの一環として、3月14日～9月7日まで、トーベ・ヤンソン展が行われています。
ムーミンの作者としてあまりにも有名な彼女ですが、私生活では酒とタバコを愛してやまない芸術家。生涯のパートナーは女性だったし、子供向けの穏やかなムーミンシリーズの作者としては対照的な、ファンキーな人でもあったのですね。
現在およそ50ヶ国の言語に翻訳されている「ムーミン一家」シリーズ以外にもいい小説を残し、若かりし頃の彼女はストックホルムやパリで絵画留学していた事もあり、フィンランドでは画家としての評価も高いそうです。
意外ですが、政治の風刺画もたくさん残されているそうです。
今回のアテネウムでの展示会は、そんな芸術家としての彼女だけではなく、作品を通して彼女の生き方を見ることもできると思うので、日本ではなかなか目にする事の出来ない珍しい作品を鑑賞でする事の出来る、数少ない機会だと思います。
まさに、展覧会のあるこの時期にフィンランドに足を運ぶ方々には是非足を運んで欲しい場所でもあります。
そんなアテネウム美術館、美術館内にある売店もなかなかオシャレでかわいい雑貨も売っているので、アテネウム美術館に足を運んだ際は是非チェックしてください。
トーベ・ヤンソン展に合わせて、日本では珍しい柄のポストカードやムーミングッズなんかもありそうですね。
アテネウム美術館、開館時間等の基本情報は以下の通りになっております。
住所 Kaivokatu 2, 00100 Helsinki
・火曜、金曜 10-18
・水曜、木曜 10-20
・土曜、日曜 11-17
・月曜 閉館
フィンランドではこれからイースターやメーデーといった日本では馴染みのない祝祭日も控えていますので、その時期に旅行を控えている方は、事前に開館時間を確認しておくことをお薦めいたします。
それでは、また。
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