ヘルシンキ観光で気をつけておきたいこと

公開日 : 2014年04月24日
最終更新 :
筆者 : Viivi

みなさん、こんにちは。

日本はそろそろゴールデンウィークですね。

イースターが明けたヘルシンキ、すっかり暖かくなり、日中は春用のジャケットで過ごせるほどぽかぽか陽気が続いています。

5月1日のVappu、メーデーに向け、フィンランド人たちはウキウキしているように思います。

さて、これから観光シーズンに突入するフィンランド。

残念ながら、観光客が増加するにすれ、観光客を狙ったスリなどが多発する季節でもあります。

これは毎年のことですし、旅なれた方にとっては当たり前の事ではあると思いますが、北欧は女子の一人旅も多いと聞きますので、楽しい旅行にするためにも、いま一度注意事項をご確認ください。

■ホテル・カフェ・レストランでは置き引きに注意!

最近のスリの手口として、カフェやレストランだけではなく、ホテルでの置き引きもかなり増えているようです。

日本のようにお財布で自分たちの席をキープ。なんてもちろん論外!

実は地元フィンランド人でさえも、時々財布や貴重品が入っているであろうカバンをテーブルに置きっぱなしにして席を立つ人がいますが、私も見ていてヒヤっとしてしまいます。

金品・貴重品は必ず持ち歩き、手放さないようにしてください。

■携帯電話も狙われている!

最近は、携帯電話を狙ったスリもヨーロッパ全体で大変増えています。

また、よくある手口として、自分の知り合いに連絡を取りたいが携帯電話を忘れたため連絡する手段がない。必ず返すのであなたの携帯を少しの間だけ使わせて欲しい。

と言葉巧みに声を掛け、そのまま携帯電話を奪い逃走する、というパターンが非常に多いのだそう。

本当に困っているのならば、言葉の通じない観光客ではなく地元のフィンランド人に声をかけるはず。

可哀想だと思っても、自分の物は他人に渡さない。心を鬼にして断りましょう。

■記念撮影中も注意!

そして、携帯電話を狙ったスリのもうひとつの手口が、記念撮影・写真撮影中を狙ったもの。

ずっと行きたかったあの教会の前で記念撮影...のはずが、見知らぬ誰かにサッと携帯電話を奪われそのまま逃走されるケースもたくさんあるようです。

写真撮影中も気を抜かず、挙動不審な人には近付かないようにしましょう。

■酔っ払いに注意!

フィンランド人はお酒が大好き。

暖かい日になると、明るいうちからいい気分になってる人たちが時々います。

ハッピー、陽気な酔っ払いはそれはそれで構いませんが、たまーに、トラム内でも大声を出したり、嫌な事があったのか少しけんか腰な人もいます。

イラっときますが、相手は酔っ払い。

注意したところで聞く相手ではありません。

こんなときはひとまず彼らから離れましょう。

絡まれて困ったら、周りのフィンランド人たちに素直に助けを求めてください。

いざとなるととっても勇敢で頼りがいのあるフィンランド人。

必ず助けてくれるはずです。

■大使館の場所と電話番号は必ず控えておくべし!

もし旅行中にパスポートをなくしてしまったり、予想外のトラブルに巻き込まれたときの「万が一」のために、在フィンランド日本大使館の連絡先は控えておきましょう。

カード類や携帯電話もしかり。なくしたらすぐに利用停止出来るように、カード会社

電話会社の電話番号は控えて出掛けた方が無難です。

色々脅かすようなことを書いてしまいましたが、実は私も、東ヨーロッパを旅行していたときに財布をすられた苦い経験があります。

本当に気付かないものなんですよね!すられたときは全く気付きませんでしたが、後で思い返すと「あの人だ!」と思い当たる人がいます。

何故が私の方を何度も見ていたんですよね。

たまたま「地球の歩き方」を持っていて、そこに乗っているカード会社に急いで電話したのですが、まさか自分が被害に遭うなんて、、とショックでした。

この事件さえなければ、またもう一度その国に行きたいと思っていたことでしょう。

フィンランドでみなさんに楽しい思い出をたくさん作ってもらって、みなさんに「また行きたいな~」と思っていただきたいので、ヘルシンキ・フィンランド観光に来る際には是非気をつけていただきたいです。

色々書いておどかしてしまいましたが、楽しんでよい思い出をたくさん作ってご帰国ください。

ヘルシンキはもう夜9時ごろまで明るく、夏らしくなってきました。

みなさんも楽しいフィンランド旅行を!

それではまた次回!

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