赤レンガの大聖堂 〜観光名所めぐり02〜
ドンコイ通りの起点として、旅行者にも在住者にも何かとランドマークとして使われることの多い聖母マリア教会。旅行者にとっては観光&絶好の記念撮影スポットですが、土日や朝夕など定期的にミサが開かれ、今も多くのカトリック信徒の信仰を集める場所でもあります。
このローマン様式の建物は1880年に建てられ、レンガや装飾など、必要な建材はフランスからわざわざ運ばれました。街の中心に位置し、幅35m、奥行き93m、高さ57mと、その巨大さは訪れる誰もを圧倒してくれます。
ちなみに、建築当初は空に突き刺さるような正面の尖塔はなく(高さも36m程度)、後の1895年に付け足されました。なお、尖塔には合計6つの鐘があるらしいですが、残念ながら鳴っているのを聞いたことがありません。
旅行中、鐘の音を聞けたなら、ラッキーです。
通常の見学は外観のみ。平日8:00〜10:30、15:00〜16:00の時間帯のみ門が開き、外国人旅行者も内部を見学できます。
外壁にあけられた幾何学模様の穴。フランスの建築を基本としていますが、南国の気候にあわせ、レンガをぬいて、風を通しやすくしているそうです。
聖母マリア教会(サイゴン大教会)/Nha Tho Duc Ba
住所:1 Cong Xa Paris St., Dist.1, HCMC
では、また次回。
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