やっぱり便利なコンビニ増殖中
ここ２、３年の間にホーチミン市では、24時間営業のコンビニが続々開店しています。少し前までは、夜にちょっとした日用品を買おうにも、最寄りの雑貨屋（とはいえ、22時くらいまで開いてましたが）頼りでしたが、コンビニの登場にグッと生活が便利になりました。もちろん品揃えは日本のものとは比較にならないくらいお粗末。ですが、定価販売、夜中でも買えるメリットはかなりなもの。旅行中にシャンプーが切れたり、ジュースやお菓子をホテルに買って帰りたい、そんなときにも重宝です。
特にバックパッカー街として知られるデタム通り周辺には、半径20ｍ以内に３軒ものコンビニが軒を連ねる場所も出てきています。まぁ、そんなに近すぎても意味はないのですが、コンビニ内にはATMもあり、手持ちの現金がなくなったときにも便利（ただし、現金自体があまり入っていないので、引き出せないときもしばしば）。繁華街のコンビニは外国人の利用が目立ちますが、少し離れた場所の店もあり、地元ベトナム人にもコンビニは、大いに受け入れられてきています。
ベトナム24時間営業コンビニの草分け、ショップ＆ゴー。
デタム通りにある「999（チンチンチン）マート」。
最近進出してきた「サークルK」。「999」のまとなり…。
これらのほか、2009年度中にはファミリーマートがやってくるとの噂もあり、今後ますます便利になっていくのが楽しみです。
ちなみに、こうしたコンビニだけでなく、最近は外資系のファーストフード店なども増えてきています。ケンタッキーやロッテリア、ピザハットなどもいたるところに見られ、オシャレ(？)なスポットとして、ベトナム人の若者のちょっとしたステータスとなっています。
若者にピザは大人気。「そんなにピザってオシャレだっけ？」とも思うのですが、どこかほほえましいです。しかしあきらかに供給過多。ベトナム発のピザ店「ピザイン」と「ピザハット」が会する交差点もあり、早くも熾烈な競争がはじまっています。
とにもかくにも、旅行中も何かと便利なコンビニ。日本のものとは少し雰囲気も違うので、ぜひ覗いてみてください。
では、また次回。
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