タンロン城址が世界遺産に!
2010年、遷都1000年記念に沸くハノイですが、もうひとつうれしいお知らせが飛び込みました。(※数日前ですが。。)
お知らせというのは、なんとベトナムの首都ハノイにあるタンロン城址が、ブラジルで行われた(2010年7月25日〜8月3日)第34回世界遺産委員会ブラジリア会議で、世界遺産に認定されたのです!
ベトナムには現在、ハロン湾、フォンニャ-ケバン国立公園、フエの建造物群、ホイアンの古い町並み、ミーソン聖域と、5つの世界遺産がありましたが(世界文化遺産は除く)、これで6つめの世界遺産が誕生したというわけです。
今回認定されたタンロン城址は、旧ハノイ城跡周辺と、中国の唐の役人だった阿倍仲麻呂が派遣された唐の総督府「安南都護府」があったとされる、2002年に発見された道をはさんだタンロン遺跡をあわせたエリアで、7〜19世紀ごろの間、ベトナム歴代の都(政治中枢)だったところ。ちなみに今年の遷都1000年とは、古く李太祖(リー・タイトー)が1010年に今のハノイに遷都し、都の名前をタンロン(昇龍)と名付けたことに由来します。
なお、現在はまだ調査中により、一般公開されていませんが、2010年10月1日以降(おそらく2011年2月5日のテト正月期間まで)、期間限定で一般公開することが決まっています。
秋口以降、ハノイを訪れた際は、ぜひ立ち寄ってみてください。
では、また次回。
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