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中国/フフホト特派員ブログ りんごほっぺ

中国・フフホト特派員が現地からアジア地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。


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こんにちは、りんごほっぺです。
旅をするなら、現地の食べ物の試食は欠かせないですよね。反対に、旅行中食べ物が口に合うかどうか心配という方もいらっしゃると思います。そこで、今日は内蒙古のグルメについてお話ししたいと思います!


内蒙古の人が食べている料理は主に、中華料理とモンゴル料理です。
中華料理は中国の他の都市で食べられるものと全く同じで、その種類も多種多様。他国の料理も、中心部にあるショッピングセンター、フフホトでは、万達(ワンダ)、摩爾城(モーアーチャン)、海亮(ハイリャン)広場等へ行けば手軽に楽しむことができます。ただ内陸部なので、魚介類の料理はかなり少なめで、メニューにあっても少々割高なのが残念なところ。また、日本食レストランも日本人が少ないこともあり、数えるほどしかありません。


そんな事情もあるので、内蒙古に来たからには、ぜひここでしか食べられない本場の料理、つまり、羊肉、牛肉などの肉料理やモンゴル料理を味わってみましょう!


まず、羊肉の一大産地、内モンゴルで一番おススメの肉料理と言えば、シシカバブです。
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中国語で「羊肉串」と書く羊肉の串焼きは中国のどこでも広く食べられていますが、内蒙古で食べるシシカバブは格別。様々な香辛料で味付けされたシシカバブは、「羊肉が臭くて食べられない」と言う人にもきっと気に入ってもらえるはずです!特に回民区という、回族の人達が暮らす場所のお店のシシカバブはおススメです。 串焼きのお店は夕方からしか開かないので、夜景と串焼きを目当てに、日が暮れるのを待って、回族区を訪れてみてください。


次は、モンゴル料理
モンゴル料理は同じく肉、それから乳製品がふんだんに使われています。これもまた、酪農が盛んな地域であるが所以ですね。メニューを眺めていると、「ミルクってこんなに色々な料理に使えるのだ」と驚くほど、面白いメニューが沢山あります。

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左上から反時計回りに、ミルクティー、ミルク豆腐、ヨーグルトパンです。
内蒙古のミルクティーは砂糖を使わず、塩が入っています。私も初めて飲んだ時は、「ミルクに塩を入れて飲むなんて!味のない水が飲みたい・・・」とかなりショックを受けたのを覚えていますが、今ではすっかり慣れました。お茶の葉とミルクと塩の組み合わせもなかなかいけますよ!
普段食事中に水やお茶を飲むのに慣れている方は、カバンに水を忍ばせておくといいかもしれません。というのも、モンゴル料理レストランに行くと、お酒を飲まないならミルクティーというほど、飲み物として絶対的な存在です。つまり、水の代わりのような存在ですね。通常頼む時はコップ何杯分と頼むのではなく、鍋単位またはポット単位で頼みます。一人とか二人で食事する時は、(小)と書いてある一番小さいサイズを選びましょう。


ミルク豆腐はヨーグルトの一種で、無糖ヨーグルトの上澄みを乾燥して固めたような素朴な味です。よくミルクティーに浸して食べることが多いです。


ヨーグルトパンはヨーグルトの酸っぱさがない、日本の牛乳パンのような味です。牛乳パンよりしっとりしています。これも、ミルクティーに浸して食べるとおいしいです。


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ミルクティーから時計回りに揚げパン、炒ったキビと一緒に合えたヨーグルトです。
揚げパンはほのかに甘みがする、昔ながらのおやつのような感じです。


次はヨーグルトですが、これは私がモンゴル料理の中で一番好んで食べているものです。初めて食べた時、炒ったキビの香ばしさや歯ごたえ、それと濃いヨーグルトの組み合わせに、一瞬にして魅了されてしまいました。同時に、炒ったキビをヨーグルトに入れるという発想に感動したのを覚えています。


フフホトでモンゴル料理を食べるなら、モンゴルレストランのチェーン店「格日勒阿媽」がおススメです。フフホトの人が他地方からお客さんを迎えた際は必ずと言っていいほど、このレストランに連れていきます。市内にいくつもお店があるので、ウェブで百度地図などを検索して最寄りのお店を探してみてください。衛生面もしっかりとしているようですし、店内もモンゴルらしさ溢れる造りになっているので、きっと忘れられない思い出になること間違いなしです。
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店舗名:格日勒阿媽奶茶館(グリルアマ ナイチャーグァン)
多数店舗あり。以下は写真の総局店についての情報です。


住所:新城区総局街将軍衙署西側
営業時間:6:50‐21:30
アクセス方法:市内の最大繁華街「海亮広場」のバス停から、「金隅環球金融中心」方向行きの4路または19路バスに乗り3駅。「将軍衙署」のバス停で降りてすぐ目の前の道路を渡ると、総局街という小さな路地が見えます。その路地を歩いて約50メートルのところにお店があります。
URL:http://www.gerileama.com/
(一見したところ、各店舗の情報は載っていないようなので、位置情報は百度地図等で検索してみてください。)


2017年12月13日

皆さん、こんにちは!りんごほっぺです。
今日はフフホトの気候についてお話ししたいと思います。


フフホトの気候は一言で言うと、「夏は涼しく、冬は極寒」です。
そして、空気は一年中乾燥しています。まさに草原性気候です。


「冬は極寒」について、どれだけ寒いか説明すると…最低気温はマイナス20度まで落ち込みます。
また、草原からの寒風も吹きこむため、だだっ広い屋外にいると寒風が強すぎて歩けない、外を歩くだけで凍え死にするくらい寒い、なんてことも度々です。


服装もとにかく着ることが大切です!
とにかく冬が長く、毎年10月ごろからコートが手放せなくなり、その後少しすると、おしゃれなコートは脱ぎ棄てて、翌年の5月ごろまで保温重視の極厚ダウンにお世話にならないといけません。


中国の北方ではどの家庭でもそうであるように、冬は建物全体を温める暖房が入っているので、室内は24時間ぬくぬくと温かいのですが、外は全くの別世界!いつも覚悟を決めて、極寒の世界へ飛び込んでいきます。日本では、タイツにスカート、ロングブーツ、上はコートと冬でもおしゃれをする女性が沢山いると思うのですが、こっちでそれをやると外出できません(笑)


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冬の間、人間だけでなくドアもダウンを着ますよ!大きめのお店だと、外ドアと中ドアの二重構造になっていることも珍しくないですし、最近行ったショッピングセンターでは四重構造のドアがありました。


私は昨年1年こちらで初めての冬を経験しましたが、極厚ダウンはもちろん、首筋や耳を守るためにダウンのフードを被り、紐をぎゅっと占めて風が入らないようにし、下は発熱素材の内側に履く長ズボン+外側の起毛素材でできた長ズボン+冬用の厚いソックスの二枚履き+ムートンブーツ、上は発熱素材で作られた下着の2枚重ね+もこもこトレーナー+セーター+もこもこフリース+極厚ダウンを着てなんとか乗り切りました。ダウンなど特にそうですが、ここの寒さに打ち勝つためには、こちらで販売されている防寒具がやはり着ていて一番暖かいです。


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これは、初めて私が日本からこちらに来てすぐ、もうすぐ本格的な冬が来ると聞いて、地理もつかめない中慌てて探し回って買ったダウンです。物価が日本よりも2分の1~3分の1ほど低いこちらで、普通のショッピングモールで買って800元(日本円約13000円)しました。中国は衣服が高いんですよね・・・


死ぬほど寒いと言って皆さんを驚かせてしまいましたが、こちらの夏はうってかわって、大変過ごしやすいんです!最も暑い時期でも最高平均気温は28度、最低平均気温16度ほど、気温だけ見ると特に最高平均気温は日本と大差ないように見えますが、こちらはほとんど雨が降らず、空気が乾燥しているので、日本のようなじとじとした感じは全くありません。私の家も含めて、家にクーラーがないのもこちらでは普通で、小さな扇風機があれば十分です。


そして夏は・・・なんといっても草原の季節!
内モンゴルのほとんどの観光地は長い冬の間閉鎖されるので、7~8月がベストシーズンです。一年に一回の観光シーズンには、草原も青草が生い茂り、観光客がやってきて、ひさびさの賑わいを取り戻します。長い冬がやっと終わって、誰にとっても「やっと来た~」という感じでしょうね。こちらの観光業に携わる人の中には、夏の間必死で働き、冬の間は働き口がないので、じっとしている人も多いとか。ところ変われば、働き方も色々ですね。


旅行者としては、この時期場所によってはホテルが取りにくかったり、飛行機や宿泊料金が異常に高くなったりすることも少々注意が必要です。ホテルについては、フフホトなどの宿泊施設が多い都市部では大丈夫でしょうが、草原観光で有名なフルンボイルなどの小規模な街に行く場合は、早めに宿を取りましょう!


じめじめ暑く、クーラーが欠かせない日本から離れて、美しい草原のある内蒙古で夏休みを過ごしてみるのもおススメです!


2017年12月13日

こんにちは、りんごほっぺです。


今日は「内蒙古自治区で見られるモンゴル文化はどのようなものがあるのか」というテーマで、モンゴル文化についてご紹介したいと思います。実は、自治区内の民族構成はモンゴル族が約17%、中国全体の人口の約98%を占める漢族の約79%と比較すると少数なのですが、街の至る所でモンゴル文化を発見することができます。


まずは、街中に見られる中国語とモンゴル語両方の表記から。店名や建物名だけではなく、道路標識や文書にも二つの言語が使われています。
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こちらで使われているモンゴル文字は、モンゴル国で使われているアルファベットのようなキリル文字ではなく、縦書きです。文字として歴史があるのは縦書きの文字の方で、後にモンゴル国がキリル文字を使うようになったとか。そうした経緯もあり、現在中国のモンゴル族とモンゴル国の人がコミュニケーションをする場合、多少表現の差があるものの、口頭での意思疎通はほぼ問題がないそうですが、書き言葉はお互いの文字を学ばないと理解できないようです。


バスの車内放送ももちろん中国語とモンゴル語の2言語です。始めはモンゴル語、次に中国語の順番で流れます。また、街を歩いていると、中国語に混ざって、モンゴル語も聞こえてきます。特にフフホトのような内蒙古の中心都市だと、自治区内の各地方から進学や就職を経てこちらで生活している人も多いです。


モンゴル語による教育も自治区内では盛んに行われており、モンゴル族のための学校も存在しますし、大学でもモンゴル族で編成されたクラスがあり、モンゴル族の先生が話すモンゴル語による専門授業も行われているようです。かなり年配の世代ではモンゴル語しか解さない人もいるようですが、若い世代では、学校教育やインターネットの普及などで、モンゴル語と中国語の二つの言語を自由に操る人も少なくありません。また、街中でもモンゴル語の教室がどれも小規模ですが開設されており、漢族の人の中にも、興味があってモンゴル語を学ぶ人もいます。


実は私自身、モンゴル族や漢族の友人達に「モンゴル語と日本語は文法が似ているから、日本人なら学びやすいはずだ」などと言われて、通ってみようかなと考えたことがありますが、まだその一歩を踏み出せていません。中国語を学び始めた時も大変な労力が必要だったので、趣味とはいえ、また新しい言語か…などと考えてしまいます。


文字の他に、チンギスハーンの銅像や肖像画もこちらでよく見かけるものの一つです。日本でも知らない人はいないくらい有名ですが、モンゴル民族にとっては英雄であり、最も尊敬する存在です。モンゴル料理店のようなお店にもその肖像画が飾ってあるのを見かけます。
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また、民族衣装のお店もあります。ここは「製片廠巷(せいへんしょうこう)」という、民族衣装を製作するお店が並んでいる路地です。ネットでフリーサイズのものを購入することもできますが、卒業や結婚、家族写真、大勢の前での歌唱等重要なイベントで着ることが多いので、オーダーメードで作る人も数多くいます。漢族の人達も大学卒業時にはモンゴルの民族衣装を着て、写真に納まるなんてこともあるようです。
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色が鮮やかで、とても綺麗ですよね。店内は撮影禁止だったので外から写真を撮りました。中に入ってみると、色とりどりの生地から作られた衣装がたくさん!男性用、女性用、子ども用、サイズも豊富です。


民族衣装を着ている人を普段街で見かけることは少ないのですが、こちらの卒業シーズンである毎年6月頃にフフホト市内の大学のキャンパスを訪れると、卒業式まで毎日のように民族衣装を着てクラスメートと一緒に写真を撮っている学生達がいます。見かけた時には、ぜひお願いして一緒に写真を撮ってもらってください!中国の若者達はとにかく自撮りが大好きで、写真を撮ることにあまり抵抗がありません。きっと快く引き受けてくれると思います。


モンゴル族の人達は純朴な性格で、とても鷹揚な性格を持っていると言われています。フフホトを訪れた際には、こうした文化に通じる風景を目にするだけでなく、人とも触れ合えるような楽しい出会いがあるといいですね!


2017年12月12日
2017年12月 7日
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    フフホト特派員
    りんごほっぺ
    大学卒業後、日本での勤務を経て、現在中国の内モンゴル自治区フフホトに仕事で滞在中。こちらでの生活は2年目を迎えました。大学時代の留学がきっかけで、すっかり中国の文化に魅せられ、特に書道やC-POP、ドラマ、映画、豊富な飲食文化は今や私の人生にとって欠かせないものに。知らない場所を訪れること、食べたことがない食べ物に挑戦することが大好きな私と一緒に、内モンゴル自治区を旅して回りましょう! DISQUS ID @disqus_2MCnTKMgpC

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