都会と自然、様々な文化を一度に楽しめる内蒙古(モンゴル)
皆さん、はじめまして!
今回からフフホト特派員を務めさせていただきます、りんごほっぺと申します。
大学卒業後、日本での勤務を経て、現在中国の内蒙古(モンゴル)自治区区都フフホトに仕事で滞在しており、こちらでの生活は2年目を迎えました。冒険が大好きで、知らない場所を訪れること、食べたことがない新しい食べ物に挑戦することが日々の楽しみのひとつです。このブログでは、日本ではあまり知られていない中国・内蒙古(モンゴル)自治区について、できるだけ多くの面白い情報を皆さんにお届けできればと考えています。
「内蒙古(モンゴル)自治区?どこだっけ?」
私もこちらに来る前はそんな感じでした。
中国の都市として、北京や上海、広州、大連等はよく耳にするものの、「内蒙古(モンゴル)」「フフホト」と聞くと、街のイメージばかりか、位置さえもよく分からないという方も多いと思いますので、少し内蒙古(モンゴル)自治区についてご紹介させていただこうと思います。
内蒙古(モンゴル)は中国の自治区のうちのひとつでありながら、モンゴル族が多く居住しているため、モンゴル文化の影響を強く受けている土地です。モンゴル国及びロシアと国境を接しています。
モンゴルというと日本の私達が想像する、あの広々とした美しい草原が存在しますが、同時に、発展著しい中国内の自治区ということで、特に区都のフフホトは驚くほどの発展を遂げています。
都会も自然も両方楽しめて、私たちが知っているような中国の文化だけではなく、モンゴル文化など多様な文化が融合する場所、それが内蒙古(モンゴル)なんです!
大学時代に留学した土地は人口が非常に多い土地で、スーパー等週末に人が集まる場所では押し合いへし合いは当たり前、前に進むのもやっとという経験をしたことがあります。その影響からでしょうか、以前私は中国と聞くと、どこに行っても人で溢れかえっている印象を持っていました。
それが...
これは、旅行で訪れた内蒙古(モンゴル)自治区内にあるエレンホトという都市の風景です。
「あれ?こんなところが中国に?」と正直大変驚きました。
青くて高い空、視界を遮るものが一切ない眺め、車で駆け抜けたらとても気持ちよさそうですよね!
内蒙古(モンゴル)は日本国土の面積の3倍の広さがあるのにも関わらず、人口は2500万人ほど。人口密度の割合が非常に低いのも大きな特徴のひとつです。
一方、私の住むフフホトはこんな感じです。
もちろんフフホト市も広いので地域差はあるのですが、日本の地方都市出身の私にはもうそれは大変な大都市で、生活で不便を感じることは全くありません。
写真に写っているこの場所はフフホトの中心部で、沢山のショッピングモールやショップが立ち並んでいます。この中で一番有名で、現地の人達に地名として記憶されているのは「海亮(ハイリャン)広場」でしょうか。この一帯は食べる・遊ぶ・買い物等、とにかく何でも楽しめる場所です。
ちょっと意外かもしれませんが、フフホトにはモンゴル族以外の少数民族、回族の人達も多く住んでおり、「回民区」という区が存在します。回族の人達はイスラム教を信仰していることから、回民区付近はイスラム建築が数多くみられます。
写真のように、ここは夜間イルミネーションが灯り、幻想的な世界が楽しめます。回民区については、見所がとても多いので、詳しくは別の回でご紹介しますね。
ここまで簡単にご紹介しましたが、内蒙古(モンゴル)の持つ多様で豊かな姿を知っていただくことができたでしょうか?都会と自然、様々な文化を一度に楽しめる内蒙古(モンゴル)、次に続きます。
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