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日本国内/北杜・山梨特派員ブログ 水月さえ

日本国内・北杜・山梨特派員が現地から日本地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。


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もうすぐ桃のお節句ですね。でも山梨の雛祭りはひと月遅れの4月3日。
そして、3月3日は”耳の日”でもあるんですよ。
甲府駅北口の駅前よっちゃばれ広場では、毎年”耳の日”に近い日曜日に『耳の日手話まつり』が開催されます。
手話は、聴覚障害を持つ方が主に使うコミュニケーションツールですが、耳が聞こえる方も聞こえない方も、みんな一緒に手話で楽しくふれあおうというお祭りです。
平成最後となる今年ももちろん、やりますよ~♩
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写真は一昨年のものですが、今年も『甲州ろうあ太鼓』から始まります。聴覚障害を持つ方は、身体に感じる振動で太鼓のリズムを覚えていくんだそうです。リズムを合わせるためおたがいに合図をしあったりもしているようですが、見ている方にはまったくわかりません。練習に練習を重ねて、一糸乱れぬ素晴らしい太鼓を響かせてくれるんです。
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続いて、身延山高校手話コミュニケーション部の出し物。観ている方々は、手話がわからない人も大勢いらっしゃったと思いますが、表情や手の動きに何かを感じようと熱心に見つめていました。
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一昨年は、山梨手話の会のメンバーも楽しい劇を披露してくださいました。
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昨年は、県立ろう学校高等部もがんばっていましたよ。楽しそう♡
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さて。昨年のゲストは『きいろぐみ』さんの、とっても素敵な手話パフォーマンスでした。


そして今年のゲストは、人気上昇中のボーカル&手話ダンスグループ『HAND SIGN(ハンドサイン)』のおふたりです。公開中の映画『笑顔の向こうに』の主題歌『ふたりのサイン』も胸に響く素敵な曲ですよね~♩楽しい時間になりそうですねえ。
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えっ、これ誰? 手話で「P」ってやってるみたいだけど、ピコ太郎さん? いやいや、もちろんホンモノではありません。
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『楽しく笑って人生を過ごす山梨手話の会』理事長の遠藤なおみさん。プロ顔負けの芸達者なお方なんです。
この写真で遠藤さんが表現している手話は「ありがとう」です。
〈誰もが英語で「サンキュー」と言えるように、誰もが手話で「ありがとう」ができる社会にしたい〉
そんな思いを持って活動されています。
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昨年は、ブルゾンちえみに扮して、思いっきり笑わせてくださいました。
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今年も楽しいお祭りになること、間違いなし。どなたでも参加できます。
手話を知らない方も、もちろん大歓迎! 手話という新しい言語に触れるまたとない機会です。
3月3日は、ぜひ『耳の日手話まつり』に、いらしてくださーい!
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『第5回耳の日手話まつり』
2019年3月3日(日)11:00~15:00
参加費 無料
11:00~ オープンセレモニー『甲州ろうあ太鼓』
11:30~ 身延山高校手話コミュニケーション部、山梨手話の会メンバーによる手話歌&ダンスなど
13:30~ 『HAND SIGN』ライブ
場所『よっちゃばれ広場』JR甲府駅北口駅前広場
住所 山梨県甲府市北口2-2-1

主催『NPO法人 楽しく笑って人生を過ごす山梨手話の会』
お問い合わせ先 山梨手話の会理事長遠藤なおみ 携帯090-8587-7096 電話FAX 055-279-0775
ホームページ http://www.tanoshiku-syuwa.net/
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(写真は『楽しく笑って人生を過ごす山梨手話の会』の許可を得て掲載しています)


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2019年2月15日

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1月は行く、2月は去ると言いますが、はや節分もすぎましたね~お雛様、もう飾りましたか?
早々と飾られた山梨県は南アルプス市にある重要文化財『安藤家住宅』の雛飾りを観てきました。
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『安藤家住宅』は、宝永5年(1708年)に建てられた、武田家家臣だったといわれる方の住居でした。武田家滅亡後は一時徳川に仕え、のちに帰農して母方の安藤姓を名乗り、江戸時代中期以降は、この地、西南湖村では代々名主(村役人)を務める旧家だったそうです。立派な茅葺き屋根ですね。
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広いお庭の中心には、大きな黒松が空に伸びています。近隣でもほかにないほどの大きな松で「避雷針の松」と呼ばれていたとか。
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なかに入ってみましょう。入口は土間として使われていた部分です。入口からもう、たくさんの雛飾り。ここは今でいうキッチンですね。
江戸時代後期から昭和まで山梨の家庭で飾られていた約300体のお雛さまたちが、集められているんですよ。
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お屋敷のなかへと進むと、うわ~たくさんの雛飾り。
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一風変わった、お雛さまですよね。じつはこれ、江戸時代後期に甲府横沢町の雛問屋で作られていた「横沢雛」というお雛様なんです。
この頃貧しかった庶民は、位の高い人が飾るような豪華な雛飾りを用意することはできませんでした。それでも子どもの健やかな成長を祝いたい、お節句に飾りたいと作られたのが「横沢雛」だそうです。明治・大正時代には、「横沢雛」を担いだ売り子が農村を売り歩く風景が見られたと言われています。
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これも「横沢雛」です。「市井の人」とありますね。まさに庶民の顔という感じです。
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その「横沢雛」、最初は、埼玉で作られていた形を真似た「袴雛(はかまびな)」というかしこまった姿勢で座るお雛様でした。
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それが、実際の子どもにだんだん似てきます。すっくと、立ち上がりました。
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足も見えるようになり、身体の動きも生き生きとしてきます。
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「横沢雛」さんたち。こうしてみると、楽しそうにダンスしているかのように見えますね。
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「横沢雛」の特徴は、人形の中身には藁が入れられていて、写真のように背中に千代紙を貼られていたり、帯などにも紙が使われていることだそうです。質素な素材で、いかに生命力あふれる人形を作るか、楽しみながら挑戦していたのかも知れません。
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奥の中座敷と呼ばれるお部屋には、昭和30年代の七段飾りのお雛様が並んでいました。この時代には、庶民の家庭にも豪華なお雛さまが飾られるようになっていったんですねえ。
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お茶室には、『小笠原流礼法』の雛飾りがありました。
ここ南アルプス市は、『小笠原流礼法』を伝えた小笠原家の家系が集まった小笠原村があった場所なんです。季節の行事を大切にした日本のしきたりを伝える礼法は、今でも学校教育などに取り入れられているそうですよ。


山梨の桃のお節句は、ひと月遅れの4月3日です。
『安藤家住宅』の雛飾りは、4月8日まで。
江戸時代の風を感じる横沢雛や小笠原流礼法の雛飾りを、ぜひご覧になってみてください。
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重要文化財『安藤家住宅』
入館料 大人300円 小中学生100円
開館時間 9:00~16:30(入館は16:00まで)
休館日 火曜日(火曜日が祝日の場合開館し、翌日が休館となります)&12月27日~1月7日
お問い合わせ 南アルプス市教育委員会文化財課 055-282-7269
       安藤家住宅 055-284-4448
住所 山梨県南アルプス市西南湖4302
南アルプス市ホームページ https://www.city.minami-alps.yamanashi.jp/docs/5249.html


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2019年2月10日

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こんにちは! 真冬のこの時期、庭に野鳥たちがやってきます♩
水が凍って、飲んだり羽を洗ったりできないため、水場を求めてやってくるんです。
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山梨県北杜市明野町で田舎暮らしを始めて、冬になると野鳥たちのために、こんなふうに水場を作り、餌にはひまわりの種を撒くようになりました。野鳥たちのためと言いつつ、観察して楽しんでいるわけなんですが。
上の2枚の写真は、シジュウカラ。前から見るとモノトーンに見えますが背中には明るい黄緑色が入っています。上の写真の子はメスで、下の写真の子はオスです。どうしてわかるのかって?
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じゃじゃーん! 野鳥図鑑!
シジュウカラは、身体の前側にあるネクタイ模様が太いとオス、細いとメスなんだそうです。
それはそうと、どうして野鳥図鑑を、3冊も持っているのかって?
それぞれ特徴が違う本なんです。左の『日本の野鳥590』は、その名の通り掲載種数が多く和名の50音順、英名、学名の索引のほか鶏の種類別の目次もあり、写真が多いタイプ。真ん中の『野山の鳥』は、絵でわかりやすく解説し、目次も鳥の大きさなどの絵から探していくタイプ。名前がわからない場合重宝します。そして右『トリノトリビア』は、野鳥たちの習性など、おもしろおかしくマンガで解説してあるタイプ。マンガと言っても鳥類学者の解説をマンガ化してあるんです。
たとえば、シジュウカラは?

積極的にあちこちの群れを行ったり来たりするパリピのようなタイプと、賑やかな群れにはあまり加わらない、人混み(鳥混み?)嫌いなシャイなタイプがいるようです。そしてシャイ君は同じタイプのシャイ同士でいつも行動しているようなのです。また、シャイな個体は人気で流行りの場所では繁殖せず、ほかの個体があまりいない場所で繁殖する傾向があります。群れが大きくなると、群れ内での競争も激しくなることから、それを避けたいのだろうと考えられています。

なーんて、興味深いことがかかれていました。ICタグをつけて調べた結果だそうです。
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ヤマガラです。『トリノトリビア』にはこうありました。
カラ類でもとりわけ貯食が好きなのがヤマガラです。「埋め込みたい」「取り出したい」癖が強く、物をつかむ、くわえる、たぐりよせるといった器用さももちます。そんな習性を利用して、昔はヤマガラが芸人(芸鳥)だった時代がありました。「おみくじひき」「水汲み(つるべ上げ)」などの芸で、お祭りなどで親しまれていたそうです。

野鳥たちのこと、知れば知るほど親しみも湧き、観察も楽しくなっていきますね。
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冬にやってくる渡り鳥のジョウビタキも、よく見かけます。メスは全体が茶と灰色のあいだのような地味な色なので、この子はオスですね。羽の白が特徴で、すぐにわかります。
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ツグミも渡り鳥です。シジュウカラやヤマガラより10㎝くらい大きいでしょうか。オスメスほぼ同色で見分けるのが難しいそうです。身体じゅうに三日月斑があるトラツグミも、見かけたことがあります。
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この子は、シメです。くちばしが大きいですね。シジュウカラやヤマガラは木の枝にひまわりの種を持って行って、枝にぶつけて割るんですが、シメは大きなくちばしを存分に使い、ここでゆっくり食べます。
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我が家はアカマツの林の中にあるので、キツツキもやってきます。写真は、アカゲラです。
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「コツコツコツコツ」音が聞こえて、楽しいです。見た目も思ったより可愛らしいですねえ。
頭が赤いのは、オスだけだそうです。


いかがでしたか?
野鳥たち、可愛らしいですよね。そしてまた、懸命に生きている姿に心惹かれます。
水場とひまわりの種、そしてカメラと野鳥図鑑があれば、準備OKです。
北杜市で田舎暮らしを始めるのなら、「野鳥観察」ぜひやってみてはいかがでしょう!


2019年2月 4日
2019年1月26日
2019年1月19日
2019年1月12日
2019年1月 6日
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  • 特派員プロフィール
  • 北杜・山梨特派員

    北杜・山梨特派員
    水月さえ
    2000年に、ここ北杜市明野町に移住してきました。夫が営む広告会社で経理を担当するかたわら、日々随筆をかいています。本を読むことと、気ままな旅行、料理と雑貨と食べること、そしてお酒が大好きです。3人の子育て経験や女性ならではの視点、食いしん坊の資質を生かして、山梨の魅力を発信していきたいと思っています。食と田舎暮らしと読書を中心に随筆を綴っているブログ『はりねずみが眠るとき』は毎日更新中。 DISQUS ID @disqus_dnZjg860jf

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