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日本国内/北杜・山梨特派員ブログ 水月さえ

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2019年4月29日

縄文人がお出迎え!一緒に遊ぼう~『梅之木遺跡』で


縄文人がお出迎え!一緒に遊ぼう~『梅之木遺跡』で

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1年ぶりに北杜市明野町の『梅之木遺跡』へ行ってきました。10連休2日目。ちょうど桜が咲いていました。
1年前に取材した記事はこちら → 「縄文時代中期の集落跡『梅之木遺跡』オープン!」
国史跡指定された『梅之木遺跡』は、縄文時代中期の「竪穴住居などの環状集落」と「道」と「水辺の作業場」がそろって見つかった非常に貴重な遺跡です。
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南アルプス連峰を見渡せる清々しいこの景色は、変わりませんね~
約5000年前から500年にわたり縄文時代の人々が集落を作り、ここで暮らしていたんです。
自分が今立っているこの場所で、5,000年前に狩りをして、何もかもを人の手で作り上げ暮らしていた人たちがいる。そう考えると、ワクワクしてきます。
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あっ、新しい竪穴式住居ができていますね。機械や釘などの金属をいっさい使わずに、縄文時代の道具、技術、素材にこだわり復元しているのが『梅之木遺跡』の特徴です。ボランティアを募り、縄文時代の建て方に近づくよう時間と人の手をかけて作っているんですね。
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土をかぶせていない状態なので、住居のなかの雰囲気がよくわかります。
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最初に再現された竪穴住居も、もちろん健在です。
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えっ! えっ! えーっ! じょ、縄文人?
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あ、ちょっと待って! えっ、中に入っていいんですか? では、おじゃまします。
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この方は、この遺跡の管理人、縄文人のアガヤさんです。
『梅之木遺跡』のことを詳しくお話してくださる他、ここで様々な体験ができるよう準備を進めているそうです。
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たとえば、この顔面取っ手付き土器(レプリカ)ですが、どんなふうに使われていたのかはまだまだ謎に包まれたまま。アガヤさんは、この土器をランプにして火を灯し、この竪穴式住居に寝泊まりすることもあるといいます。
いずれは、縄文人が暮らしていた竪穴式住居での宿泊体験ができるようにと考えてのことだそうです。
土をこね焚火で土器を焼く体験イベントなども、していきたいとお話してくださいました。
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これ、麻ひもで織ったそうですが、植物から糸を紡ぎ布を織る体験もしたいとおっしゃっていました。
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骨組みだけの住居は、事前に申し込んでいただければ、すでに組立て体験ができるそうです。
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木を切り出して、東屋を建てる計画もあるそうです。
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こんなふうに山々が広がるこの土地で、縄文時代のあれこれに思いを馳せながらゆっくりと過ごしていただきたいとのことです。楽しみですね~♩
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「道」の遺跡にはヒトリシズカが群生していて、とても気持ちのいい散策ができました。この「道」を、縄文人も川に向かって歩いていたんですね。
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第4日曜には、ネルドリップ珈琲と手作りお菓子の販売もされています。
取材に行った4月28日には、「環水平アーク」が美しく空を彩っていました。


弥生時代に稲作が始まるまで狩猟民族だった縄文時代の人々は、労働時間は3時間ほどだったと考えられているそうです。その他の時間は豊かに暮らせるよう土器を作ったり、布を織ったりしていたんでしょうか。
「この時代、争いがなかったというのは、1頭の猪を狩っても狩った者の所有物ではなくみんなの食料となったのではないか、所有という感覚が現代と違うものだったのではないか」とアガヤさんはお話ししてくださいました。
うーん、縄文時代の暮らし。知れば知るほど、興味深い!
そんな縄文時代に触れることのできる『梅之木遺跡』に、ぜひいらしてください。

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【竪穴住居づくりボランティアの募集】
「みんなでつくる縄文ムラ」史跡梅之木遺跡公園では、竪穴住居づくりボランティアを募集しています。
石斧をつくってみたい、石斧で木を伐ってみたい、竪穴住居づくりのノウハウを知りたい、竪穴住居に住んでみたい、縄文をより深く知りたい、体験したい、という方。ぜひ、ご参加ください。
平成31年は5月から11月末まで作業します。1日だけ、都合のつく日だけの参加も大歓迎です。詳しくはお問い合わせください。
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『梅之木遺跡』
入場料無料 (受付なしで自由に観て歩くことができます)
駐車場あり トイレあり(バリアフリー多目的トイレ完備)
☆レクチャーしてほしい方、その他要望がある方などは、事前に問い合わせることをおススメします。
住所 山梨県北杜市明野町字梅木6315ほか
国史跡指定日 2014年3月18日 指定面積28,123㎡
問い合わせ先 『埋蔵文化センター』
住所 山梨県北杜市明野町上手8310
電話 0551-25-2019
E-Mail: umenoki2018kanri@gmail.com
ホームページ https://hokuto-maibun.com/

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カテゴリー 文化・芸術・美術 自然・風景
2019年4月29日
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    北杜・山梨特派員
    水月さえ
    2000年に、ここ北杜市明野町に移住してきました。夫が営む広告会社で経理を担当するかたわら、日々随筆をかいています。本を読むことと、気ままな旅行、料理と雑貨と食べること、そしてお酒が大好きです。3人の子育て経験や女性ならではの視点、食いしん坊の資質を生かして、山梨の魅力を発信していきたいと思っています。食と田舎暮らしと読書を中心に随筆を綴っているブログ『はりねずみが眠るとき』は毎日更新中。 DISQUS ID @disqus_dnZjg860jf

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