一度は見ておきたい街角の桜～「大豆生田のしだれ桜」
桜の季節到来ですね～♩
2020年の今年は、お花見で宴会ができなくて淋しいという方も多いかと思います。
それでも変わらずに咲いた桜のやわらかなピンクを目にすると、ちょっとホッとして元気が出ますよね。
これは、近隣の人々に愛されている「大豆生田のしだれ桜」です。
「大豆生田」って、読めますか？
正解は「まみょうだ」です。大豆生田の信号すぐの場所にあるしだれ桜で、東京近郊よりは気温が低く桜の開花も少し遅れる北杜市のなかでもいちばんといっていいほど早く咲くのが特徴です。
これは3月22日の写真ですが、八分咲くらいでしょうか。
この季節になると、ご近所の方々がこんな会話を交わすされるようになります。
「大豆生田の桜は、咲いたけ？」
「まだずら～」
皆さん、楽しみにしていらっしゃるんですね。
これは去年のほぼ満開となった4月2日の写真です。やっぱり今年は開花、ずいぶんと早いんですね。
桜には青空が似合う～♩ でも曇りの方が、ピンクの色が濃く撮れて、写真っておもしろいですね。
中央高速道がすぐ脇を走っていて、須玉インターからだと車で10分ほどです。
ここは、富士山スポットでもあるんですよ。
隣りには、山梨県指定の天然記念物「大豆生田のヒイラギ」があります。
自然のままに成長した老大木で、この樹種のなかでは県下随一を誇る巨樹だそうです。
時期を同じくして咲く早咲きの桜に、JR中央線韮崎駅前の小彼岸桜があります。「大豆生田のしだれ桜」とは車で15分ほどの距離になります。写真は昨日3月23日のものです。満開に近いですね。
ここの桜、ピンクの色が濃くて、かわいらしい～♩
1978年に韮崎駅前広場の落成を記念して、桜の町、伊那の高遠町から寄贈された小彼岸桜だそうです。
ここからも桜越しに富士山の姿を目にすることができます。
いろいろありますが、美しい桜に元気をもらって明るい気持ちで毎日を過ごしたいですね。
どうか皆さんに、よい春が訪れますように。
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■大豆生田のしだれ桜
住所： 山梨県北杜市須玉町大豆生田238
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筆者
山梨特派員
水月
2000年に山梨県北巨摩郡明野村（現 北杜市明野町）に移住。田舎暮らしを始めました。3人の子育て経験や女性ならではの視点、食いしん坊の資質を生かして、山梨の魅力を発信していきたいと思っています。
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